暮れに大阪にお出かけして買った宝くじの当否をまだ見てない。
だいぶ前は、元日の新聞でさっそく確かめたものなのだけれど、このごろはいつもだいぶ経ってから見ている。
宝くじは夢を買うものだと最近やっと気付いたから。
同じ金額で夢を買ったのならできるだけ長く夢見た方がオトク。
ああ、お金が欲しい。
犬の左目のインプラント(義眼)は手術に13万くらいかかるらしい。犬の術後の治療期間を安全に過ごすため他にもいろいろ必要なものがあるしもっと多めに見積もっておいた方がいいかもしれない。
でも、それはどうにかこうにか捻出することにしよう。
白内障でぶどう膜炎で緑内障の右目の方は、白内障のレンズの中身だけ取る手術をすれば、強度の遠視程度の視力が保障され、ぶどう膜炎も緑内障も治るらしい。
でもこちらの手術は30万かかるそうだ。
走行距離10万キロ越えの車を買い換えることもできない我が家にはあまりに大きな金額。
幸い右目の眼圧は安定していて痛みを感ずる段階でないのでこのままの点眼で現状が維持できるものならひと月8000円ほどの薬代の出費をずっと続けるのが我が家の経済力では妥当。
もし、右目の手術もできたら、犬はもっとずっと楽になるのに。
宝くじが当たっていたらなぁ。思う存分治療ができるのに!
…と願う思いが強すぎて、宝くじの当選番号を確かめることができないのだ。
いつもなら外れていても、ただの夢の終わりでしかないけれど、今回はその失望感は受け止めがたいから。