破傷風トキソイドをうつ

投稿者: | 2011年6月25日

熊谷ほどじゃないけれど、奈良もこの3日暑い。

雪割草のアザミウマ処置を早くしたいのに11時を過ぎると直射光に襲われるので進まない。

それはそれとして、去年の暑さでウチの娘のロクちゃんはすっかり弱ってしまって、口内炎をこじらせた挙句歯抜けになってしまい、それでも葉っぱを細かく切ってあげて食べさせたりしていたのだけど、もうそれもまったく食べないどころか、好物のかぼちゃやミニトマトすら食べなくなってしまったので、2週間前から野菜とフルーツのミックスジュースを飲ませている。


↑100均で買った注射器の先にシリコンチューブをつけてある。
ただ、ロクちゃんはチューブを口に突っ込まれるのはいやだから残った歯でかじってしまい、しまいに先っぽ以外からジュースが漏れてしまうのでシリコンチューブはマメにとりかえないといけない。

ロクちゃんは無理やりジュースを飲まされ、無理やりかぼちゃとミニトマトを食わされ、毎日赤いンコしかしないが生きている。

そして、また暑い夏。

二階の部屋の気温は36度くらいになり、いつもの温室だと40度を越えてしまう。これではまた去年と同じなので今年は昨日急遽対処した。

温室のガラス戸をはずし100均で買ってきたワイヤーネットを結束バンドで枠にくくりつける。全部をワイヤーネットにするとエサをやったり掃除をしたりができないから開け閉めするところだけガラス戸を残した。

室温とまったく同じにはならないけれど最高で38度くらいで、ときどき霧を吹いてやって気化熱で体温を下げるようにしている。

今のところロクちゃんは何とか大丈夫のようだ。

しかし、私は負傷してしまった。

温室のガラス戸の桟にロクちゃんが鼻から吹く塩や食べかすなどが凝り固まって汚くなっているのでそれを霧吹きで水を掛けながらアイスピックでガシガシとこそげていた。
アイスピックを出窓に置き、出窓に置いた霧吹きを取ろうとしたところアイスピックを落とした。右足の親指の爪の付け根に。
グサっと刺さってすごく痛い。

すぐ傷を洗わないといけないけれど温室は全開だからロクちゃんを逃がさないようにしないといけない(新聞ダネになるのは困る)。
部屋のドアを閉めて血がこぼれないようにしながらどうにか1階に下りてお風呂場で傷を搾り出すようにして洗った。
でも傷の中までは洗えない。
すごく汚いところを掃除していたピックなのでこわい。
マキロンで消毒してクロラムフェニコールのクリームを塗ってバンドエイドを貼っておいたのだが、帰宅した夫に言うと医者に行ったほうがいいという。

で、ネットで破傷風について調べてみたら、私の年齢だと破傷風のワクチンを子どものときに打っていないらしい。
室内だから・・・と思ったけれども破傷風の芽胞はわりにあちこちにいるらしい。
それと芽胞は強いのでマキロンみたいな普通の消毒では死なないみたいで、もし発症すると致死率はもちろん高いし、治るにしても治療費も高けりゃ2ヶ月も入院ということもあるらしい。
ううう。
病院いやだけど仕方なく今日は朝から医者に行って注射をしてもらった。
怪我によるものだと保険が利くので注射は安くて返って初診料の方が高いほど。

赤ちゃんのときに3種混合を打った人でも10年くらい経つと免疫が薄くなるので、野外での怪我をする機会の多い人は予防接種をした方がいいようだ。
ただし任意だと保険は利かないけれど。

字ばっかりではなんなので写真も。


↑フェイジョアの鉢に出たかわいいきのこ。


↑ご町内の元ゲートボール場で見つけた「白花赤花夕化粧」。