「カーネーション」で。
戦地から帰ってきてPTSDらしき状態でひきこもりになっている幼馴染の勘助を「元気にしたろ」と、主人公の糸子がたくらみをした。
何も知らせず初恋の人(?)サエを引き合わせたところ、勘助はパニック状態になって逃げ去り、家に帰って自殺を企てる。
また「カーネーション」で。
幼馴染の料亭の若女将奈津は夜逃げをした挙句パンパンになり、糸子を含む周囲の人の助けで美容院で働くようになる。
ある時、糸子の洋装店に紳士がウェディングドレスを注文にきた。奈津と結婚するのだと言う。
糸子が紳士に「あれはそういう女ですよ(中略)全部聞いてますか?」と奈津の過去を紳士が知っているのかどうか念を押す。
・・・
ドラマで糸子を見ていると、「あーあー!そんなんしたらあかーん」とか「ちゃう!それはあんたが聞いていいこととちゃう!」などとダメ出ししているのだけれど、でも、糸子がそういうことをしてしまう気持ちはすごくわかるのだ。
多分、糸子は、周りの人を幸福にしたい気持ちが強すぎるのだ。だから、周りの人の困っていたり苦しんでいたりするサインをキャッチした時に、そのサインは全部自分に発せられたもの、自分が何とかしなければならないことと思い込んでしまうのだ。
長女で親が頼りないとああいう性格になるんじゃないのかなぁ。
私も本当にそうだから。
しかし、もういい加減わからんとアカン。
誰も私なんかに助けて欲しいなんて思わないってww