３世紀の古墳から中国鏡 奈良、発掘ミスで破壊
＜付記：現在は記事が無くなっています。20210407＞
前にはげやまというタイトルで書いた古墳の発掘調査。
なかなかえらいもんが見つかったらしい。
久渡古墳群から出土した画文帯環状乳神獣鏡について
（PDFファイル）
↑を読んでみると、円墳の一部は高市皇子の墳墓の有力候補ともなりえるようだ。
私は高市皇子がかなり好きだから犬の散歩コースの横にお墓があるなんて本当にロマンだしワクワクもする。
…しかし。
禿山は痛々しい。住宅地では鳥の鳴く声がずいぶん減った。虫も減っているんだろうと思う。今まで家に来なかったような虫が増えているので多分住処を追われて仕方なくウチに来たんだろう。
ささやかな里山だったけれどたくさんのたくさんの命を奪って発掘調査を始めたのだから、しっかりとやってほしかった。
銅鏡をあんなに大きく破損してしまい、埋葬施設内部の模様もわからなくなってしまうだなんて本当に大きな犠牲を払った甲斐がない。
隣町の教育委員会で発掘の責任者をしている旧友のYならきっとこんなヘマはしなかったはず。
とりあえず、日曜日に銅鏡の公開があるらしいので見に行ってみよう。