あいたー・・・ーくないなぁ

投稿者: | 2014年3月17日

今年の初めに、高校のときの同窓会の案内があったのだけど、速攻で欠席の返信ハガキを出した。
犬おいて、長時間家を留守にするのイヤだし、お金ないし、人目に触れるトコ行きたくないし、高校のときは倫社で伝説的な試験の点を取ってしまって(平均点11点のテストで最高点の93点、私の次点の人は64点とかでそれがウチの高校からは極めてまれな京大に行った人)なんかガリベンをしのぐガリベンとクラスのワルイ子さんたちに思われたらしくて(ふざけるな人を誰だと思ってるんだ私が勉強なんかするもんか)そいつらとは反目し合ってたし(古文の授業でデキがよかったもので教師の代わりに1時間授業をさせられたことがあったがその時にそいつらばっかさしてやったりした)そのワルイ子さんたちの一人が幹事だったりしたしで、行かない理由は山ほど。
で、行きたい理由というのがないのだこれが。
昔友達だった人はいるけれど、今は年賀状のやり取りしかしないし、会いたいかというと別に会いたくない。境遇が違いすぎるし、あの時友達だったとしても、誰も私を理解なんかしなかったし今なら余計にそうだし。
そうそう、ワルイ子さんたちの中の一人が、卒業して6年くらいたってから「不幸の手紙」をくれたことがあって(無記名だったけどすごく特徴ある筆跡だったからすぐわかった)、彼女がきたら手紙をありがとうとお礼を言いたいかなぁ(ウソ。それに実はいただいてじきにお礼の「幸福のハガキ」を書いた。「この手紙を受け取った人には幸福が訪れるでしょう。しかし、過去に一度でも不幸の手紙を書いた人にはその恩恵は受けられません」とかなんとか)。

いや・・・こうして思い出してみると私の悪事の数々。アホはアホで放っておいたらいいのにいちいちなぶって。こんな悪い人間はやっぱり同窓会に出たらアカンわな。

先月もらったバイオテロのハガキにも「会いたいなぁ」と書いてあった。
私は会いたくない。「あいたいなぁ」と懐かしむ思いというのが別段無い、ということに最近気がついた。
これまでも「あいたいなぁ」と手紙などで受け取って会ったこともあるけど、相手が会いたいから会っただけで、自分はどうだったかと考えると特に会いたくはなかったようだった。
こういうのこの年まで気がつかないなんてダメだなぁ。
感情が豊かでないことは無いと思うし、ドラマとか映画とかドキュメンタリとか人一倍気持ちを揺さぶられる人間なのに、自分とのかかわりで人を見るときにかなり冷静というか冷たくて非情かもしれない。
私の歴史はみな目を覆いたくなるような悲惨で苦痛なもので、そんなものを懐かしんでどうするのだ。
今が一番幸せ。ここから出るもんか。


夫の職場の人からのいただきものの実生ヘレボルス。
バイカラーのセミダブル。こういうお花好き。