いやなきせつ

投稿者: | 2014年8月1日

人と嫌なことがあったときは、その人のことを全然考えないでいる時間と空間が必要なのらしい。

昔なら、ネットもtwitterもfacebookもなくて、固定電話とか手紙とかしかない時代なら、会おうとさえしなければその人の動向を知らずにいられたから、自分の気持ちもクールダウンできてそのうちに辛さも薄れていった。
でも、今は、ほんのちょっと指先を動かすだけで、相手の動向が知れてしまう。

自分がこんなに真っ暗な穴の中でもがいているような心地をしているというのに、友だちと楽しそうにランチなんかして!・・・なんて、次々燃料投下してしまう。

しばらく前、NHKでやってたストーカー問題の番組でそんなことを言ってた。
自分と相手を切り離せない。だから憎しみが募って、殺すところまでいってしまうのだ、と。

この番組を見ていて、こわいな、と思った。そうした被害を受けることをこわいと思ったのではなくて、彼らと私とそんなに遠いところにいないなということが。
ついつい、ネットの中に影を探してしまうから。そこから先へ進むことはないけど。

この時期、友だちだった人と私の嫌いな人は、私と近いところで毎年、いろいろ仲良くやっているようなので、もう、そういうことは考えない時間と空間が必要だというのに、ついつい蜘蛛の網の中を、うろうろうろうろ。

だめですねー。


このごろ朝起きると、居間の中をうろうろしているアシダカグモのちいさいやつ。
コウウツザイのんでた頃から(もうのんでないけど)蜘蛛の幻を見ることが多いんだけど、あれ、シルエットはアシダカグモだなぁ。
(汚いボードの上ですがすみません。膝用のキネシオテープ、水色のマニキュア、頭痛薬などなど)

今日は庭仕事した。遅い種まきしたコスモスをポット上げ。背丈低くかわいく咲かせられるかな。
そんなことをぼちぼちして、辛いことは忘れなくちゃ。