犬のこと。
5週前にまたOPP(おなかぴーぴーの略語らしい)になったので一時的に増薬。その後は復調。
先週から減薬。体重1kgあたり0.7mgだったステロイドが0.5mgに。これが隔日。ステロイドのない日は免疫抑制剤。
便の調子がいいので、減薬直前に魚油(含EPA、DHA。どちらも皮膚、被毛、粘膜に有用らしい。)のサプリメントを1度混ぜてみたのだが、減薬当日になって便が少しゆるくなり、そのままお蔵入り。脂肪分が足りないせいか、犬の被毛は半分以下に減ってしまったので、なんとかちょっとでも摂らせたかったのだけれど仕方ない。便の方は「スリッパリーエルム」という腸粘膜の保護作用のあるサプリを飲ませたためか、下痢にはならずに回復。
便の調子がいいのはL-グルタミンの粉を食餌にまぜているからかもしれない。ネットで探した論文に難治性のIBDの犬にグルタミンを投与して治癒が進んだというものがあったし、IBDの犬に手作り食をあげている人はみなよくグルタミンを混ぜているようなので真似してみた。スリッパリーエルムもそういう飼い主さんのブログからお知恵拝借。
OPPの時に食事を1日4回にして、そのペースで生活しているので、家を空けられる最長の時間が朝7時から昼12時までの5時間だけで、どこにも出かけられない。生活に刺激が必要だとつくづく思う。何か変化がないと、こういうところに書くことも思いつかないから。
庭にいろいろお花をお迎えした。真っ赤な八重の(って言い方はへんだけど。中央部まで弁化した)エキナセア、真っ青なクリトリア、実のついたクロホオズキ、ペチュニア。種まきした紅千鳥アサガオ。去年うまくいかなかったコスモスを今回は直播してみた。ペチュニアをピンチして挿し穂を作って挿したけれどイッコもつかなかった。とんぼ返りで出かけてきた東吉野のコアジサイ群落で、誰かが足を滑らせたときに思わずつかんで引っこ抜かれたみたいなコアジサイの枝をもらってきて挿し木したけれどこれはついた(このときの留守番のストレスのせいで犬がOPPになったので怖くてどこにも出かけられない)。それから根詰まりして死にそうになっていた赤いマーガレットから挿し穂をたくさん作って挿したのだけれど12株もできちゃった(親株は植え替えたらちゃんと持ち直して前よりキレイに茂った)。
家に居るしかないのでこんな風に庭いじり。でもこのごろはさすがに暑いから水遣りだけ。
世の中が今瀬戸際で、私も国会前には行けずとも、近所でできる意思表示には参加したいのだけれど、犬と、自分自身のおそれに、がんじがらめにしばられて生活しています。
いとしい、ヤノネボンテンカの、裏側。