暮れに図書館で6冊本を借りてきて、ウチ2冊は去年の内に読んでしまって、昨日の夜から「64」という本を読み始めた。
警察小説はあんまり性に合わなくて、複数の作家のものを何冊か読んだのだけれど、好きじゃないからかあんまり頭に残らないのだが、この本は書評がよかったなぁという記憶があって借りてきたのだ。
で、今朝から本腰を入れて読み始めたのだが、読み進めるうちに、なんか既視感のあるフレーズが頻出する。エピソードに「これはああなるよね?」と思いながら読み進めると果たしてそのとおりになる。
・・・またやってしまった!これは絶対に読んだことのある本だ。読んだはずだ。はずなのに、どうしても結末が思い出せない。
推理小説なら、「犯人は誰だ」と思いつつ読むのは当たり前なのだけれど、今日の私の場合は「犯人が誰か終わりまでに思い出せるだろうか、それとも最後まで犯人を思い出せないまま読み終えるのだろうか」という別の意味でのスリルを味わいつつ読んで、そして、やっぱり最後まで犯人がわからなかった。
どうなってるんだ私のノウミソ。これはアカンのちゃうか?
つい最近も、ドラマになっていた「無痛」の続編があると聞いて図書館で借りてきて読んだのだけれどこれも既読感があって、読んだことがある読んだことがあると思いつつやはり結末が分からず最後まで読んでしまった。
キケンだ。ボケたらどうしよう。それとも、もうとっくにボケているんだろうか。