昨日の続き。
7月15日にシシンランを見に行って、時間が早かったのでちょっと足をのばして下北山村に行った。
お天気は、南のほうに青空がちらりと見えたのに、またさっと曇って霧雨が降ったりという感じ。走りやすい国道(和歌山の熊野へと続く。このあたりは奈良へ行くよりも和歌山の方が近く、食べ物も和歌山よりなのだ)を走り、ダム湖を左に見ながら南進。下北山スポーツ公園の「きなりの湯」へ行った。
温泉に入る前に、道中のコンビニで仕入れてきたおにぎりを駐車場で食べた。近くのお店やさんでは和歌山の郷土料理のさんま寿司が売っていて、コンビニおにぎりはちょっと後悔。
きなりの湯はツルツル温泉で、お湯に入るとすぐに肌がツルツル。お風呂を上がってもしばらくツルツルしていた。ぬる湯に入っていたのにしばらくからだの熱が引かなかったからよくあたたまる温泉みたいだった。奈良県の温泉の中でかなりいい温泉かもしれない。
お風呂から出てきて12時半。早いがボチボチ帰路につくことにした。
池原ダム。ようやく空が晴れてきた。
2箇所ほど、車を停めてお花の写真を撮った。植生が全然ちがう。和歌山の海岸寄りの植生ともちがって、気温が高い、山地の植物、という感じ。ハスノハカズラとか、初めて見た。
イワタバコが咲き始めていた。
上北山まで戻ってきて、往きにも見たのだが、ダム湖に渡した赤い橋の向こうに、幟の立ったお寺のようなものがある。
走り過ぎざまに「護鬼・・・佛理・・・」などと見えて、「ゴキ??」とクチに出して、ああ、あの場所だ!と思い出した。夫も同時に思い出したようで、Uターンして橋を渡ってそのお寺に行った。
「林泉寺」というお寺。以前facebookで見たことがあったのだ。夫もネットサーフィンで見たらしい。
この異形の方・・・
なんでも、害虫駆除会社の寄進で作られたものらしい。
「この私」が、ゴキブリ供養像を参ることになるとは・・・(フッ)
で、
変わった応接室だった。
いろんな意味で思いがけない、上北山・下北山へのドライブの一日だった。