7月24日の日曜日、奈良県天川村にある、観音峰という山に登ってきた。
天川村河合から洞川(どろがわ)に行く途中、虻トンネルの出口すぐに駐車場とトイレがあって、観音峰の登山口と、みたらい渓谷遊歩道の入口になっている。
駐車場から山頂まで、標高差600mくらいだということで、がんばって登ってみる事にした。
登山と言っても、私たち夫婦のは、とにかく写真が撮りたいからなので、後から来る私たちよりも高齢と思しき登山者にサクサクと追い越され、ノロノロ、ヨレヨレと登った。
道中撮った写真の数々。
ちっこい、変わったでんでんむし。ナニモノ?
途中の展望台から見た、八経ヶ岳と弥山(でよかったかな?)。こんなお山に登る機会はまずないじゃろう・・・
南のお山に来るとよく出会う、ルリセンチコガネ。糞虫だが、美しい・・・
観音平で見た、ミヤマナミキ。なんとなく写真に撮って、実の形がタツナミソウに似てるよな、と思って後で調べたら、タツナミソウ属だった。希少種らしい。
まだつぼみだけれど、オオナンバンギセルだと思う。咲いたところを見るのには来週以降?
かわいいベロニカだ~と写真に撮った。ヒヨクソウというお花らしい。奈良では準絶滅危惧種。
観音平からの眺め。右手のぼこぼこしたお山は「バリゴヤノ頭」という名前だそうだ。
真反対側にははるか遠く二上山や葛城山も見えた。
山頂はさらに先なのだが、体力的にまずそうなのと、ススキが原を過ぎたあたりにスズメバチがいて(足に止まられた。刺されずに済んでホッ)巣がありそうだったので、引き返した。
観音平にはまたまた是非会いたいお花があるので、来年のお花の時期には来たいと思った。
元来た道を下山中、「観音の岩屋」あたりに群生していた葉。あれこれ悩んで調べて、やっとわかった。
ジンジソウらしい。お花の時期は見事だろうと思う。
膝の痛みにヒーヒー言いながら何とか下山した。
本当は観音峰を通り越して、稲村ヶ岳への登山道と交わる法力峠まで出て、ショウキランを探したかったのだが、体力的に到底無理なことが判明。また別のアプローチを考えるのが宿題となった。