8月2日に出かけた醒井の詳細。
前の晩10時過ぎに寝て、夫の目覚ましは4時半だったが私は3時半に目が覚めたのでいろいろ身支度。
夫が目覚ましで起きてきて、麦茶だけ飲んで着替えて家を出た。
高速を使えば道も分かりやすく手っ取り早いのだが、いつものように貧乏行なので途中まで一般道。
京奈和で奈良市まで出て、京都府に入り木津から国道163号、すぐ府道5号線に入って和束を通って国道307号線へ。滋賀県信楽の街中を通り新名神をくぐってそのままずっと307号線を北上し、東近江市で名神高速の八日市インターにのって米原インターまで。米原インターを下りたら醒井はすぐそこ。途中コンビニ休憩(朝食含む)もあったが到着は8時過ぎだった。
醒井駅前の駐車場に車を止めて地蔵川沿いに歩く。川に沿った旧道は中山道だ。
バイカモと、かわったお顔の陶器の猫。
ちょっとこまわり君を思い出した。
清流の地蔵川。川に沿った家々にはどこかしらに石段がしつらえてあって、水辺に下りられるようになっている。生活用水として使っているのだ。魚を生けてある枡があったり、スイカを冷やしていたり。
バイカモはキンポウゲ科だとは知っていたが、キンポウゲ属なのだそうだ。そう言われればお花はヒメリュウキンカなどにそっくり。
水槽の中のハリヨ。ハリヨは滋賀県と岐阜県にしか生息のないお魚。地蔵川はその生息地(ただし調べてみると、地蔵川のハリヨは放流されたイトヨと交雑してしまい、純粋のハリヨは絶えてしまったらしい)。
醒井の名のもとは「居醒めの清水」で、伊吹山の神と戦い病を得たヤマトタケルが熱をおびた体を冷やした清水であるという伝承。
ヤマトタケルが腰かけたといわれる「腰掛石」。
街道を西に戻って街並みを見て歩く。
東海道新幹線で米原あたりを通るとき、こんなふうに赤く木部を塗った町家づくりの建物がよく見える。
この街道沿いもこういうお宅が多かった。
べんがら塗りというやつ?と思って調べてみたらやっぱりそうらしい。
旧醒井郵便局。私は知らなかったのだが、あのヴォーリズによる設計なのだそうだ。
2時間ほど散策したが汗だらだら。車に戻ってもうしばらく滋賀をうろうろ。