日曜日に洞川に行ったとき、いつも車を停める場所に最初に行って、雨が降り始めたので町中の方に移動したのだが、最初に車を停めようとした場所の近くで撮ったのが下の写真。
実はこの靴に出会うのは初めてではない。最初に出会ったのは7月3日。そのときの写真が下。
上と比べると、これはこの場所に置かれてあまり日がたっていないのだろうと思える。日曜日のものはもうかなりくたびれている。
7月24日にも洞川に行っている。前に車が停まっていたので写真に撮りそびれたが。
本革の、上等の靴のように思われるのだけれど、なぜこんな靴を履いてここへ来、それをまた置き忘れたものなのか。
主は悔しい思いをなさっているのか(私なら悔しいと思う)、それともお大尽なので何とも思っていないのか。
話は変わる。
日曜日に洞川に行った時、私たちに先行して川沿いの遊歩道を歩いている、かなり年配(60代~70代)のグループがあった。
植物の同好会らしい。あちこちで草を分けて踏み入ってかがんだり仰向いたりして植物に触って、メモ書きをしていたりしていた。
何か勉強になるかも?と後ろにくっついて話を聞いていたのだけれども。
なんというか、その人たちのしぐさが不愉快だった。目的の植物を見るのに、ほかの植物をお構いなく踏みつけていて、足元でクリンソウがつぶれていた。シロネだかコシロネだかを確認するために、もうじき花の咲くつぼみの穂を引きちぎって茎の稜を確認していた。ひとつならずふたつも。また、目当てのシダか何かを写真に撮るために、手前に生えていたコアカソをごっそり引きちぎっていた。
いったい、なんの、ケンリがあって!!!!!
家の近くに、植物の同好会の事務局があるのがわかったので、入会してちゃんと勉強してみようかな、と先日食指が動いたのだけれども、もしこんな人ばっかりのところならとても無理だ。
植物を好きになったのは、どうして?知識を蓄積する欲求を満たすため?
最初は違うんじゃないの?
お花のきれいさにひかれて、そのいのちの輝きに魅入られて、ではないの?
なにか、おきわすれてはいませんか?