生石(おいし)高原の後で寄ったあらぎ島のことも書きたいのだけれど、タイムリーなので、こころ旅のことも。
NHKBSプレミアムで、月~金の7:45AM~(朝版)、火~金の7:00PM~(とうちゃこ版)で放映している「にっぽん縦断こころ旅」という自転車紀行番組が好きで見ているのだけれど、今年の秋シリーズが今週から始まっていて、奈良県がスタートだ。
火曜日は十津川村の小辺路への道、水曜日は明日香の岡本寺への道だった。
十津川、弟の前妻の実家のある場所で、そうでなくても遠いのだがなんとなく気持ち的に行きにくいところではあるのだが、この頃果無(はてなし)集落について時々見聞きするし、また行ってみたいなと思った。
火曜日十津川だったので、水曜日明日香まで輪行になるとすれば五條スタートなのはわかりそうなものだったのに(県最南端の十津川の一番最寄り駅が県中西部の五条駅であるというのが奈良県の秘境度を如実に表している)うかつだった。
大雨の見慣れた駅前の景色になんだか笑ってしまった。
木の葉丼を火野正平さんが食べていたのだが、ちょうど数日前、おかずに困って油揚げで木の葉丼の具を作っておかずにしたのでそんなのもなんだかおかしくて。
多分撮影は台風の日だったのだろう。和歌山線は夜まで不通のはずなのにどうするのか、と思っていたら、吉野口駅までタクシーの振り替えになった。
もうスイッチバックはないけれど、北向きに大好きな金剛山の広がる北宇智駅からの車窓の景色がバックの正平さんを見たかったから、本当に残念だった。
明日香、いつもいつもバイクで通る道、特にこのところは週一で明日香に行っていて、正平さん走ってないだろうかと思いながら通ったので、会えなかったけれどやっぱりうれしい。
奈良は「ハアハア」(息切れするようなきつい坂道)も多いし、山間部にはコワイ吊橋もたくさんあるし、もしかするとこれで正平さんが奈良を走ってくれるのは最後かもしれない。
今日の宇陀水分神社、明日(多分奈良市?)、じっくり拝見させていただきます。