釈迦ヶ岳に登る

投稿者: | 2018年5月27日

去年、登山道へ至る道の偵察のみで結局登らなかった釈迦ヶ岳(1800m)に登ってきた。

太尾登山口までの道は去年より落石も道の陥没も少なく、大きく路肩が崩れているところも補修されていた。それでもやっぱりなかなか怖い道だ。309号よりはましだけど。

日曜日なので登山口の駐車場は混んでるだろうなぁとは思っていたけれど、8時過ぎに着いたのに満車どころかすでに路駐も。我が家の車もあいてるところに路駐した。

1468までドシドシ登る。途中ハシゴもある。
前回試しに少し登ったところのシロヤシオはすっかり落花していた。


サラサドウダンが咲いていた。キレイ。

1458まで登るとなだらかな尾根道といくつかのピークを繰り返す。
尾根にはバイケイソウがたくさん。

こんな感じ。


もうスタンバっています。花はかわいいんだけどね。


尾根道で一本だけ満開だったシロヤシオ。


紀州山地の山また山。

これまでトレッキングポールを使っていなかったんだけど、やっぱりあった方が楽なんじゃないかと思い、尼で格安のをポチった。5月20日に試しに稲村ヶ岳をマンモスのところまでポールを使って登ってみた。ホントこれはずいぶん楽だ。
釈迦ヶ岳は隠し水という水場から急登になるのだけれど、体力のない初老デブ夫婦でもなんとか登って行けた。


ピークのお釈迦様が見えてきた(写っているのは他所の人です)。


とうちゃこ~
山頂は人も多いが虫も多く、チョウやらハチやらアブやらハエやらメマトイやらもうブンブンブン状態。
コンビニおにぎりを食べて写真を撮ってから下山。


山頂近くのシロヤシオ、これまで他所で見たシロヤシオは純白だけど、大峰山のものは時々ピンクに染まるものがあるらしいと聞いていてそれを見たかった。他にあまり花が見られなかったけれど、これを見られて来た甲斐があった。

他の人が辿る、深仙の宿から大日岳へのコースをとると満開のシロヤシオが見られたのだと帰宅後ネットで知ったが、体力のない私たちは下山するので精一杯だったので見られずじまい。
でも、1800mはこれまで私が登った最高の海抜。気圧の上下で片頭痛が起きたけどとても楽しい登山だった。