去年、つぼみと実のなったものを見たイチヤクソウに今年はどうしても会いたい。まだお花のきれいに咲いているのは見たことがないのだから。
しかし、梅雨時でお天気と夫の休みのタイミングが合わない。
ネットで情報を探ってみると、なんと近場の二上山でイチヤクソウが見られるというのだ。
矢も楯もたまらず、雨上がりにもかかわらず夫の出勤を待ってバイクでGo!
・・・勇みすぎてカメラ忘れましたがな。道半ばで気が付いて取りに戻りました。
いつものように大阪側の駐車場にバイクをとめ、舗装路ではない、鹿谷寺(ろくたんじ)跡経由で登ってみた。しっかり持ってきたトレッキングポールの出番である。
鹿谷寺は凝灰岩の石切り場の跡地に建てられたお寺で、十三重石塔が残っているんだけれど、石塔は建立されたものではなくなんと、この場にある岩から彫り出されているのだそうだ。
ここから切り出された石で明日香の高松塚古墳はできているらしい。
鹿谷寺跡の裏手から岩場を登ると眺めがよい。ハルカス見えます。六甲山見えます。海見えます。
しばらく登るといつもの登山道に合流。すぐに展望台のある万葉広場に着く。
馬の背へ向かう。
途中、イワガラミが咲いてた。前に来たとき、ツルアジサイかな?と思ってたけどイワガラミだった。まだ葉っぱでは判別できない。
馬の背のベンチで休憩。ものすごく汗をかく。湿気の多い空気が満ちていて汗をかいても体温が下がらない感じ。お茶やらスポーツ飲料のパウチやら必死に飲む。
雨が降ったらいけないので探索を開始。雄岳の方に向かう。
ママコナに会う。シコクママコナやミヤマママコナには会ったことがあるけどママコナは初めて。
道が薄暗いので単焦点レンズだと被写体深度を深くしようとするとシャッタースピードが遅くなってしまってブレてしまう。
ISOを上げると古い方のカメラなので画像が荒くなる。ジレンマ。
脇道も少し探索。
で、あった!のだけれど・・・
近づけない。ズームじゃないからこのサイズでしか撮れず、しかもお花終わってる・・・
別の脇道も探すのだけれど見つからない。ないのかなぁ。
諦めてとりあえず雄岳山頂まで。
雄岳を下りて馬の背から奈良側への登山道を少しだけ下りてみるがやはりない。
諦めて雌岳へ登る。
雌岳への途中にまたササユリ。少し花粉の色が黄色っぽいけど一番のべっぴんさんかな?
雌岳からはまた岩屋峠経由で下山する。
オカトラノオ咲いてた。雄岳途中にあったのはまだつぼみだったから咲いている子に会えてうれしい。
トレッキングポールで楽々下山する。イチヤクソウにはちゃんと会えなかったのでまた情報を探してトライしてみたいな。