黒豆の祟りじゃ

投稿者: | 2018年12月29日

昨日は夫の年内最後の休みだったので、朝からあちこちに買い物に連れて行ってもらったのだが、ディスカウント店で買い物途中で発作を起こしてしまった。20分くらいで発作自体は収まったけれど胸痛がしつこくて、買い物終えてうどんのファストフード店で釜揚げうどんを注文したけど半分も食べられなかった。
帰宅してこたつでずっと横になっていた。晩御飯にはオムレツを作ったけれどこれも残した。

微小血管狭心症ならほっといていいと思うんだけれども、冠攣縮性(かんれんしゅくせい)狭心症だったら心筋梗塞に移行しちゃうし、お医者に行って検査しないといけないのかな。やり取りを考えるだけでもうウツだ(微小血管狭心症は病名自体を知らないお医者も多いので)。

昨夜は胸が痛いまま寝たけれど夜に発作を起こさなかったのでよかった。今朝は5時半に起きて昨夜洗って熱い煮汁に浸けておいた黒豆を圧力鍋で煮た。

実家の母が2年連続黒豆を煮るのを失敗している。3年前圧力鍋が古くなったので新しいのを買ってやったのだけど、その使い方かよくわからなくて、去年は蓋を合印で合わせて閉めるのを失敗して圧がかからず失敗、今年は汁が吹きこぼれて足りなくなって焦がして失敗。圧力鍋のおもりの中のバネが最初から入っていなかったから失敗したのだ、と言い張るのだが、最初買ったときに私が全部の部品がそろっているのを見ているので、多分去年使ったときに洗ってバネをなくしたんだろう。
昨日は発作を起こしてしんどい時に母から愚痴と、焦がした鍋の洗い方について尋ねる電話がやいのやいのかかり、それで一日中胸が痛かったのかもしれない。
実家の黒豆は夫が丹波の黒豆の2Lサイズのものを安く買ってきてくれたもので、それを2袋分ダメにしてしまったのだから母も自己嫌悪でげんなりしていてもう黒豆は煮ないと言い張り、私は黒豆を上手に煮たためしがないのでこれまで敬遠していたのだが、もうこれは私が煮るほかはあるまいと思って着手したのだ。
ネットで煮方をあれこれ検索して、味をつけた熱い煮汁に一晩浸けたものを圧力鍋で煮る方法をやってみたのだが、使い慣れている圧力鍋であるにもかかわらず煮汁が吹いた。何かの呪いか?
火を消して、おもりのところをちょいちょいと小突いて吹くのを止めて、それから20分圧をかけて煮た。
サビ釘がちょっとしかなかったので色は悪いけれどなんとか煮あがった。
トリセツを読むと吹いたのは味付けを最初からしていたためのようで、次回は後から味を含ませるようにしようと思った。

料理にはある程度「授業料」を払う必要があるので、黒豆も繰り返し練習しなければならないだろうと、今日は買い物に行ったときに黒豆を買ってこようと思っていた。
スーパーの乾物ばかり集めた売り出し台に丹波の黒豆の2Lがあって前に貼ったPOPの値段を見たら328円と書いてある。いやこれ安いやろ~と思い、2袋かごに入れてレジにいってお会計をしたら980円だという。レジの人に言って値段を確かめてもらいに行ったらやはり980円だというので練習なのにそんなに払えないしと思い謝りながら返品にしてもらった。
腑に落ちないので売り出し台に見に行ったらその黒豆の前のPOPはやっぱり328円と書いてある。でもよく見ると、「北海道産黒豆」の文字。隣の別の商品の黒豆のPOPが丹波産黒豆の前についていて、丹波産黒豆のPOPは反対側の隣のかち栗の前に着いていた。
陳列が悪いとは思うけどちゃんと確かめなかった私も悪い。でもレジの人はこの年の瀬に仕事を増やして挙句買わないとはなんという客だ、と思っただろうな。

なんか、なんか、黒豆に祟られているような気がする・・・

結局ディスカウントスーパーの方で北海道産の黒豆298円を買ってきた。また練習をしよう。

昨日の朝はちらほら初雪が降った。ファンヒーターの灯油は一日しかもたない。
寒いなぁ。


公園の池のオオバン。黒豆色の鳥だ(ああ)。