たいみんぐ

投稿者: | 2019年2月14日

今日はチョコレートを作らねばならぬ。
本当なら昨日作っておけたものを夫が休みだったのでこのシークレットミッションは今日行わざるを得なかった。
今年はトリュフを作ろうと企画した。中に干し柿とゆずピールとくるみを混ぜたものを詰めてみたらどうだろうかという例によってでっち上げ製菓である。
ゆずピールは昨日の早朝、夫が寝ているときに刻んでブランデーに浸しておいた。今朝はあんぽ柿を刻んでゆずピールを混ぜ、別にくるみをローストしておいて、今朝、夫が出勤してからくるみも混ぜ込んでラムネ玉大に丸めておき、チョコレートを刻み沸騰した生クリームを加えてガナッシュを作り、少し冷まして扱いやすくなったところで丸めた詰め物をガナッシュで包んで、しばらく冷やしてからココアをまぶした。
朝から慌てて製菓作業をしたのは、実家に父の様子を見に行きたかったからである。
あとは包装するだけ、というところになって母から電話がかかる。朝から電話で父の様子を聞いているのにまた同じようなことを繰り返し話す。実家に行くつもりだと言えば来るなというので(来るなとは言うものの本当は来てほしいのだということを私はわかっているので)、行くことを悟られないように会話をせねばならない。だが、10時の電車に間に合うように電話は早く切ってほしい。イライラしつつもうまく誘導し、なんとか電話は切れた。急いで包装。続いて身支度して家を出てなんとか電車に乗れた。
母のタイミングはいつもこう。人の都合は考えないで電話をしてくるので。自分の感情の制御をひとにゆだねるので。

実家では母のわがままをいなし、カーペットについた昨日の父の怪我からの出血がしみついたカーペットを大根おろしできれいにして、あとは洗い物をしたり話し相手になったり。


これは撮影用だけど。
でっち上げトリュフ、おいしかったみたい。