夫は定年までカウントダウンに入ったのでなるたけ休みを取らねばならなくて、6日はまた休みを入れた。
お天気も良いので京都方面に出かけることに。
しかし、長い間変則的な平日の休日ばかりを送ってきたので、春休み最後の週末、桜満開、しかも良いお天気という条件で京都方面に行くことの厳しさを全く理解していなくて、渋滞とか駐車場の確保の難しさとか人込みとか昼食をとる場所が見つからないとかさまざまな難問に苦戦する。
宇治川とか見てきた。
宇治は通ったことは何度もあるのに歩いたのは初めて。ちょうど桜まつりだとかで、中洲には屋台とか出店とか陶器市とかにぎやかだった。
木津のパン・オ・セーグルでパンを買って、すぐそばの城山台という新しくできた住宅街にオープンしたばかりのスーパーに行って、いろいろセール品を買った(新しいスーパーを見に行くのは夫の趣味)。
日曜日はアサイチで投票に行き、その足で里山越えのウォーキング。
アザミも。
チョウもたくさん見た。ルリタテハ、モンシロチョウ、ベニシジミ。何かトンボも見た(シオカラトンボのメスみたいな模様だったけどちょっと小さ目)。4月の上旬にオツネントンボ以外のトンボ見たの初めてだ。
住宅地の入り口まで戻ってきたらコナラの木にスズメらしき鳥が何羽もいてジュクジュク鳴いているのだが、なんか普通に聞くスズメの声と違う気がする。写真に撮ってみたらスズメじゃない。
ニュウナイスズメだった。
家の前の電線に止まっているスズメをふざけて写真に撮って、後でよく見ていたらニュウナイだった、ということはあったけれど、群れでこんなにたくさん見たのは初めてだった。灯台下暗しだ。
今日は朝から庭三昧。イカリソウの写真を撮ったり草引きをしたり。
くさったり落ち込んだりしている暇はなく、自分を奮い立たせて次の戦いに備えなければならない、というのはわかるのだけれど。どうしても元気が出ないのは、私が孤独だからかもしれない。
この国と住む人たちに対して諦めの気持ちしかない。愛していないから諦められるのかもしれない。