いのちだいじに

投稿者: | 2019年12月26日

昨日はものすごくお天気が良かったので曽爾村の屏風岩まで行ってきた。
曽爾村に入ったら路肩に雪が積もってて、チェーン持ってこなかったから焦った。
屏風岩への細い山道が危ぶまれたけれど凍ってなかったので大丈夫だった。


向かい側の倶留尊山(くろそやま)とお亀池。


(カメラは鳥活望遠なのでスマホで撮った)屏風岩。

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コンビニで買ったホットドッグを食べながら見た飛行機雲。

いろんな鳥がいるんだけれどもなかなか姿を捕捉できない。
ウソの声がするんだけれどもどこにいるのかわからない。


ヒガラさん。カラ類はあまり人を恐れないので姿を見せてくれたみたい。

登山口の方に入って行ったらたくさんの鳥の群れが食事していたが、カメラを構えるも全然ピントが合わないうちに逃げてしまい何も撮れず(うーーーー)。
カメラ越しに見た感じだとマシコ類だと思う。ウソもいたのかもしれない。
他にとても小さめの鳥が群れていて高い樹から飛び去って行った。これも何の鳥かわからない。

そのうちに登山の30人くらいのグループがにぎやかに下山してきて、その後はちっとも鳥が戻ってこず、ウソの声だけは聞こえるのだけれどすぐに鳴き止んでしまった。

他に、私がルリビタキのメスらしきものと、夫がアトリのオスらしきものを撮ったけれど、せっかくの遠征なのに成果はほぼなし。
それでも、空はものすごく青かったし、穏やかであたたかい日に山を歩けたのは気持ちがよかった。


もう帰ろうと駐車場に歩を進めていたら足元に瑠璃色の虫が(これも鳥活望遠なのでうまく撮れなかった)。

これなんだっけ?と思い、なんとなしに「ツチハンミョウ」という名前が頭に浮かんだけれど、それともゴミムシの仲間?などと頼りない。
帰宅して調べたらやはりツチハンミョウの仲間でよかった。

調べて激しく自己嫌悪した。

私は「ツチハンミョウ」という虫の名前を知っていた。
それに加えて、虫の中には不用意に触るとひどい皮膚炎を起こす甲虫がある、ということも知っていた。
でも、この虫を見た時、「ツチハンミョウ」が「激しい皮膚炎を起こす虫」であることは思い浮かばなかった。
以前は知っていたが忘れていたのだった。
夫も私もこの虫を触らなかったので被害はなかったのだが、知識というものは究極のところは自分の生命を守るものだと思っているので、ただ虫の名前を知っていたって何の役にも立たない。
いや、ただ名前を知っているのでもいいのだが、危険を避けるための知識は何より大事にしなければならない。これじゃ、ニラと間違えて水仙の葉を食べる人を嗤えない。
もっともっと、勉強しないといけない。