せっせと有給をとっていた夫であったが、月曜日に職場の方から、再雇用の嘱託職員には医療サポート休暇はつかないと宣告され、青くなる。
もし2月いっぱい休んでもまだ4日ほど有給は残るのだが、手術で全摘しても2割くらいに再発があるというこの病気のことなのでできれば繰り越しできる最大日数の10日を来年度に残しておきたい。
加えて、長期休暇を取るときに診断書の提出が義務だということも知らされる。でも、病院のシステム上診断書は退院時にしか請求できないようなのだ。
そんなこんなで、昨日の火曜日の休みにはもう一度人事の方に確認を取って、診断書がどうしても必要なら病院に行って談判せねばなるまいと、鳥活の予定も入れずに朝9時を待って電話を入れた。
で、結果、診断書は退院後での提出でもよいことがわかった。サポート休暇の方も担当の人がもう一度調べてくれるということなのでもしかするともらえるのかもしれない。
電話次第では即病院行きと思っていたので何も予定を入れなかったのだが空白になったので、思い付きで岸和田市の蜻蛉池公園に鳥活に行こうということになった。
出動が遅くなったので往きは自動車道を豪気に使う(ちょうどマイレージポイントの還元があったので)。
公園でお弁当を食べるのもいいかも、と思って車中でググってみると、公園の近所の「道の駅愛菜ランド」というところにおいしいお弁当を売っているという。
カーナビ氏(前のは地図が古くなったので引退してもらい、最近2代目になった)に案内してもらい、お弁当も買えて公園に到着。
水仙がいっぱい。いい香り。
初めての公園なのでどこが鳥ポイントかわからず、とにかくうろうろ。
ヤマガラさん。このあとエゴの実を拾ってカチカチ割って食べてた。
七つ池という池にはミコアイサがいたけど遠すぎてどうにもならず。
大池という池でアメリカヒドリ?あるいは交雑種?
この池の鳥は人を見ると寄ってくる。不思議に思っていたら管理事務所で水鳥の餌(ペレットタイプ)を売っていた。それで人慣れしていたのだ。
夫に買ってきてもらってまいた。ずっと遠くの方からもどんどん鴨が飛んだり泳いだりしてやってきて、こうの史代のマンガでハトにモテるシーンを思い出した。私もこんなにモテたことは後にも先にもこの時一回きりだろう(笑)。
群れのマジョリティ、ヒドリガモ。
ヒドリガモとアメリカヒドリはよく一緒にいて、交雑するらしい。交雑種でも親に似通ったものもいて同定は難しいみたい。
池を離れてまたうろうろ。
鳥活の人がいたのでそろっと近寄ったらちょうどニシオジロビタキが来たところだった。ラッキー♪
人を怖がらない子のようでずっと周りで飛び回っていた。
今シーズン、こんなにニシオジロビタキと近しくなれてホントにビックリ。
鳥活の人に聞いたオシドリがいる池に行ってみる。
木の上に大きな鳥がとまったので遠いけど撮ってみた、という証拠写真(汚い写真ですみません)。
そのままオシドリを見つけてそちらを撮っていたのですっかり忘れてて、帰宅して見てみたらタカだった。オオタカかな?それともハイタカ?飛んでるのしか見たことがなかったのでビックリ。
これも証拠写真のオシドリ。鴛鴦の契り、と言うけれど、この後、オスはメスをほったらかしにして飛んで逃げた。なるほどな。
必死にオシドリを撮ってたら目の前にジョビ子が!
ジョビ子ってこういうところある。「どうしてワタクシを撮らないのっ?」なんて。
最後、小さな池のそばの藪が何となくひっかかって、影が見えたので近づいたらルリビタキがいた。オンナノコかな?
お弁当(明石のタコのタコめしとだし巻き卵)も激ウマだったし、思わぬ鳥さんにも出会えて、行き当たりばったりにしては楽しい鳥活遠征だった。
帰り路は一般道からゆっくり。