今日も奈良は感染者が出た。これまで連日1人とか2人だったのが今日は一挙に4人。
昨日に引き続き、今日も隣の市から1人。
ディスカウントスーパーに行ったら、レジの前に透明なアクリル板の衝立がしつらえてあった。このスーパーのレジさんは数日前からゴム手袋をしている。
twitterのタイムラインにあがってくる研究者のtweetを読むと、新型コロナの感染しやすさが5.7とかいう数字があったり(当初は1~2と思われていたらしい)、抗体ができても免疫ができないという話があったり、もうこれは、行くところまで行かないとどうにもならないのかもしれない。
感染して治癒しても、肺に後遺症を残すらしいとか、免疫系にダメージを与えて他の感染症にかかりやすくなるとか、そういう恐ろしい話もでてきている。
免疫ができないとなるとワクチンは作れないし、あとは薬頼みになるのだろうか。
一昨日見かけたのは、試験管の中での話だけれど、犬のフィラリア予防薬のイベルメクチンが、コロナを48時間以内に制圧した、というものだった。
そもそも、私たちの体の中に、コロナと結ぶ手(受容体)があるから、コロナは私たちの細胞を利用してコピーを作るのであって、私たちがその受容体を持っているのは、過去のいつかのある時にその手を使って何かのウィルスを利用して進化を遂げたからなのだから、恨むなら受容体を持った自分自身を恨まなければならない。いいとこだけ取ってリスクを取らないというのは通じないのだろう。
人間が地球のいたるところを蹂躙して、生命の大絶滅への道をひた走っているので、何かがブレーキをかけたのだろうか?そんな風にも思えたりする。
人間として、自分の生を楽しむことにまだ未練があるけれど、こんな国に生きて、先に破滅がパックリと口を開けているのが見えるから、粛々とその日を待つしかないのかもしれない。
まあ、でも、今日は今日で楽しむのだ。