鼻炎がひどい。
秋のイネ科とヨモギやブタクサだろう。バイクで実家に行くともうてきめんである。
家の中でも、台所にいるとくしゃみが出てくるけれど、換気扇をつけて窓を開けていると、公園の雑草の中のヨモギの花粉が入ってくるようだ。
そんなことで、今日は久しぶりに耳鼻科に行ってアレルギーの薬をもらってきた。
耳鼻科は相変わらず閑古鳥が鳴いていたが、感染に正しくおびえる私はいつものように病院の時は使い捨てのサージカルマスクで頭にはニットのキャスケットをかぶっていた。
内科の薬ももうないので、病院のハシゴである。
内科の駐輪場でまたキャスケットをかぶり(つまり、バイク移動の時はヘルメットをつけているのでいったんキャスケットは脱ぐわけだ)、受付に診察券を出し、待合室が混んでいたのでいったん外に出た。
人が出入りする度に開きっぱなしのガラス戸の出入り口から離れたり、呼び出しに聞き耳を立てるためにまた寄ったり。
そうこうしていて、ふいに、ガラス戸に映った自分の姿の奇異なところに気が付いた。
頭のキャスケットの天辺が、ふくれているのだ。まるで、ちょんまげ頭に帽子をかぶったよう。
?????
帽子を脱いでみた。
中に、なんと靴下が入っていた!
昨日の夜にキャスケットと靴下を洗濯して、今朝乾いていたので取り込んで、靴下も一緒に取り込んでひとまとめにして玄関に持ってきて、靴下のことは全く忘却してそのまま出かける時に持ってきたらしい。何故か帽子の内側に靴下がしっかり入り込んでいてかぶるときもそのままかぶったようだ。
靴下は片方だけだったので、もう一方はきっと家にあるに違いない。とりあえずその靴下はポケットに入れて、処方箋と会計を待ち、調剤薬局に行って薬をもらってから買い物して家に帰ってきた。
・・・が、玄関やそのあたりを探したものの、もう片方の靴下はなかった。
靴下だけ家出をするようなことはなかろうから、多分もう片方も私は持ち出したのだろう。となると、帽子を脱着したのは耳鼻科の駐輪場だから、そのあたりに落としてきたのだろう。
どうして、私はこう、常人のしないような失敗をしてしまうのか。
あーーー、ほんまにオモロイ。
靴下は探しに行かなかった。気に入っていたのだけれど、仕方ない。
昨日、公園で見たキノコ。キノコの名前がわかるといいのだがなぁ。
奈良の感染者は今日は5人で、うち4人はどうも、このあいだの4連休の「成果」であるようだ。これから全国で同じようなことがたくさん起こるのだろう。そして来月からはGotoとらぶるに東京も参戦だ。