夫のがんがわかってから、毎朝、ブロッコリースプラウトを食べている。
朝食に、鶏のささ身のレンジ蒸しとミニトマトと一緒に盛り付けて、胡麻ドレッシングをかけて食べる。
ささ身は夫の血液の総蛋白を上げるため、ミニトマトとスプラウトは「がんにいい食べ物」だから。
1年以上、ほぼ毎日、飽きもせず、朝の食卓に出している。
ブロッコリースプラウトは、シートごと根を切り落としてもタネの殻が茎の間に入り込んで見た目も食味も悪いから、水道の流水で洗い流す。
さんざ暴露しているように私は不器用でどんくさくてそそっかしいので、いつも、タネの殻を洗い流している間にスプラウトの方を洗い流してしまうんじゃないか?あるいは手が滑って流し台にぶちまけてしまうんじゃないか?と非常に危惧しながらこの作業をするのだ。
が、自分でも信じられないけれど、365日以上、この作業を続けているというのに、いまだに「失敗」をしていないのだ。
すごいな。
こんな風に書いていて、明日にでも「失敗」をするやもしれぬが、今朝はこのささやかな自己肯定感をあたためていよう。
私のパソコンデスクの椅子は、ずっと折り畳み椅子だったのだが、まだ也々がいる時に買った木の折り畳み椅子が、私の重さに耐えかねてか左側のねじがバカになってきて、この間は座ったとたんに異音を上げたので慌てて立ったらねじが外れて崩壊してしまった。またねじ止めをし直して使っていたのだけれど、さすがに危ないと、夫がクリスマスプレゼントの前渡しでオフィスチェアを買ってくれた。目の見えない也々がいる時はクルクル回る椅子は危なかったので買えなかったけれど、もうエア也々ちゃんは椅子にぶつからないだろうな、と思うので。
昨日荷物が着いた。組み立てに少し手間取ったけれどなんとかできた。
クルクル椅子はやっぱり便利。それにひじ掛けもついてる。なんだかエライさんになった気分じゃ。
2週間前に胃カメラをした。父の入院中だったけれど、もう一般病棟に移ってからだったので呼び出しもないだろうと優先させてもらった。なんかヤバいところがあったみたいで生検された。今度の月曜日に結果を聞ける。考えようと思えばいくらでも不安になるけれど、今は忙しいし、庭の片付けなどもあって、うまい風にどこかに追いやれている。
そんでも、もういい加減にしてくれないかなぁ。ブルースはお腹いっぱいなんだよ。