お正月用に買った数の子の1パックの半分を塩抜きせずに取ってあって、月末には賞味期限なので、暮れに買っておいた松前漬のセットを仕込んで、そこにぶち込んでやろうと、昨日から塩抜きを始めた。
夫は日本酒好きだからこういうものを作ると喜ぶ。
自分は酒を飲まないのに酒の肴的なものに気が行くのは、実父のせいだと思う。
私が小学校の高学年くらいになると、日曜日に家族みなで出歩くということは我が家にはなくて、父親と出かける時にはそこに母はいなかった。昼食とか、たまに晩御飯も、外で父と食べるときに行くのは、ほぼほぼ飲み屋だった。だから私は、酒の肴的なものでご飯を食べるのに慣れているのだ。
結局他所に女を作って母と私と弟は捨てられたのだったが、またそれを私はネチネチと恨んでいたものだったが、今思えば、朝から一人で出かけて飲んだくれていたっていいものを、娘を連れまわして食事を与えてくれたのだから、実父は実父なりに愛情があったのだろうな。
後期高齢者の実父、生きているのか死んでいるのか知らないが、私と暮らしている時から血反吐吐いて酒を飲んでいたし、生きていたって胃も肝臓もボロボロだろう。
首都圏に住んでいるのだからいざという時に医療につながれない時もあるだろう。
何がどうでも、それを知ることすらできないけれど、不幸でいるよりも幸福であったほうがいい。
そうここに書いても、伝えるすべもないけどね。
話変わって。
夫の通院があったけれど、やはり前回の処置から6週間も空けるのが初めてだったので、生活に支障があるほどではなかったが少々狭窄していたようだ。
次回は3月の血液検査の時でいいんじゃないかなんて胸算用してたが、結局2月も通院することになった。
三歩進んで二歩下がる、的な。めげる。
その上、日曜日の実家は父が不機嫌モードで、母が買い置きして使わずに洗面所の隅でほこりをかぶっていた風呂釜洗いを、私が余計なものを買ってきたと脳内変換して怒るので(この脳内変換はしばしば。自分のしたことすら私のせいにするw)さらにめげる。
帰り道、夫が「大丈夫か」と聞くので、「だいじょぶ。明日からまた1週間あるから、元気になる。1週間かけて傷にかさぶたが張って、日曜日にそれをはがしてもらいに実家に行く感じ」と言ったら、非常にウケていた。
昨日も今日もお天気がいいのに、なかなか元気になりません。週末はまた鬼のように寒いのに。どーしよーーー!!