昨日はいつもの、公園の鳥活と、実家の父との夕食。
実家に行くと、日曜日は2時からたいていプロ野球の巨人の試合があるので(父は関西人に珍しく巨人ファン)、間をもたすことができるのだけれど、先週は試合がなくて大変困った。今週は試合があったのだけれど、なんでも「ろくな投手がいない(註:個人の感想です)」のだそうで、テレビを見ながら、選手の悪口、コーチの悪口、さんざんに聞かされる(これもファン心理なのだろう、きっと)。
で、昨日の試合は、いくつかチャンスがあったのに生かしきれず、途中まで勝っていたのに7回で抜かされて、8回で1点詰めたのだけれど、今は時短で延長戦というのがないのだそうで、9回表は何とかヤクルトの攻撃を抑えて残り9回裏というところで実家を辞してきた。負けて八つ当たりされるの、やーだもん。
実家から帰る道中の車の中で、父から電話がかかってきた。あれ、何か忘れ物したかな?そんなはずは、と思いながら電話をとると
「勝ったどーーー!」と。
なんでも「郷土の星」のバッターが3ラン(2人出塁していてホームランを打つとこう言うのですよね?ということを昨日初めて覚えた運動音痴の私)とかで逆転したようだ。
「よかったねーよかったねー」と言いながら電話を切った。
人は、喜びを語ることで、その喜びを2倍にも3倍にも膨らまして味わいたいものなのだ。
母と野球を見ていたころは負けの口惜しさは半分こ、勝ちの喜びは2倍にして、テレビの野球観戦を楽しんでいた父だが、今は独りだ。
だから、9回裏で大逆転、というめったにない喜びを、気の合わない私の様な者とでもいいから、シェアしたかったんだろうな。
スポーツ嫌いで、特にファン心理というのはナショナリズムと親和性が強いと思っている私は、野球のルールもよくわからないし用語も知らないし、ましてどこかをひいきにしようとは皆目思わない。あえて言えばどこの野球チームもまんべんなく嫌い(というか阪神はとみに嫌い。阪神ファンと維新びいきはかなりの共通項がある気がする←個人の感想です)。
だから、ほんと、巨人が勝っても負けてもどうでもいいのだけれど、まあ、親孝行を頑張ってしている、ということなのですわ。
翻って、鳥活。
・・・鳥があんまりいなくて、キビタキは見つけたんだけれど例によってまともに撮れず。
ニワゼキショウがきれいだった。公園には3種のシシリンチウムがあるみたい。
これは家の花。
先一昨日から毎日1つずつ咲いていたヒメサユリ(例の、後から通販で求めた大きな球根の子。某有名園芸会社のは100%つぼみが付きませんでした!)、昨日全部咲いた。
いい香り~~