とおくに

投稿者: | 2021年5月14日

題名は思い出せないけど、太宰治の小説に、夜中に昔してしまった恥ずかしいことを思い出して呻吟する、というようなのがあった。

星野源のソロデビューアルバムに収録の「くせのうた」にも

というような歌詞があった。(1:47まで)

私が太宰治も、星野源の歌も好きなのは、こんなところなのかもしれない。
私もやはり、夜中でなくても、昼日中でも、昔の失敗・失態・チョンボ・恥・その他、マズイことを何度も思い出し、「あーー」と言ったり、泣いたり、怒ったりするからだ。

この間twitterで、


↑のtweetがタイムラインに流れてきて、なんと!そうなのか!!!と。
まるでPCR検査で塩基配列増幅するように、反復するごとに記憶をマシマシして余計に苦しむんだよな。

と、知ったって、なかなか「はいお終い」ってなれないけれど、もう失敗を引きずって進むほど先の道程ないのだから、なるべく軽やかに歩いて行った方がいいな。

それはそうとして。

バラも薫り高く咲いています。
遠いところの人に、この香りが届きますように。