コロナ禍において、家でふえたもの。
買いだめと洗濯。
買いだめ。
夫の入院であたふたしている間に世の中からマスクとトイレットペーパーがなくなってしまった。
大昔の石油ショックの時はまだ子どもで生活者ではなかったから、物の不足に実感がなかったが、このたびは本当に焦った。家族が多ければ必要量も多くなるけれど手も多い。私は寝たきりの夫をあてにできず、独りで手当てをせにゃならぬ。
ないものは買えないけれど、いつ何時他のものが入手困難になるかわからない。洗剤や調味料やもろもろ。ロックダウンもささやかれていたから買い置きできる食料も。
バイクの機動力を生かして(暖冬だったのも幸いだった)マメに買い走った。
そのうち、トイレットペーパー類もマスクも流通に回りだした。すかさず買い置きした。
その習慣が今まで続いている。以前はウチにはトイレットペーパーの予備なんてなかったけれど、今は必ず4パックはおいている。キッチンペーパーもティッシュもしかり。
マスクなど、KF94だけで2人が向こう1年、毎日交換可能なだけ買い置きしている。その他に不織布マスクも数か月分ある。
洗濯。
第一波の頃はまだ接触感染が強く言われていたから、手指の洗浄とともに、外から家に持ち帰ってくるウイルスが怖く、買い物はすべて消毒、帰宅するとすぐシャワー、衣類は洗濯していた。
洗剤はちょうど廃番になる製品がディスカウントスーパーで投げ売りされていたので、行くたびに10本・・・とか買って、洗面所の窓の手前に20本近く並べていた。ところが、洗濯の回数が多いものだから、そんな買い置きもすぐ底をつく。と、またディスカウントスーパーに補充に行く。
でもそれも去年の暮れ位にはなくなってしまった。だから今は、違う洗剤を使っている。
接触感染は主要な感染経路ではない、と言われるようになったので、最近は都度都度洗濯機を回すことはしていないけれども、それでもやはり1日2回は回している。だから洗剤の買い置きはマストだ。
買い物の消毒もやめられない。せずともそこから感染することはないだろう、と科学的には思うのだけれど、今までやっていた習慣を省力化して、そこから感染をもし招いたら、と思うとやめられない。
イギリスでは感染者がまた増えているらしい。ワクチンを接種しても、感染者が減ってきても、私の様なおっかなびっくりで今までの習慣を引きずり、マスクを取らず、行動を制約している人が少なからずいるから、この国はどうにかおさまっているんだろうな。
昨日は結局、水仙を植えられました。
バラのカイガラムシ取りもできました。
私、イイコイイコ。
今日は風が強いです。お気をつけて、よい一日を。