くわばらくわばら

投稿者: | 2022年2月17日

一昨日の夜、もうちょっとで日付が変わる頃、大変なことがあった。
私は最近花粉症の薬を飲んでいるから寝付きが良くて、結構深く眠っていたのだけれど、なんだか窓ガラスにざらざらざらざら物の当たる音がしていて、ああ、雨なのかな?それともクラッシュドアイスでも当たっているのかな、などと夢うつつで考えていたら、
ドッカーーーーーーーーんっっ!!!!!!
と、ものすごい衝撃音の後にズーーーーンと不穏な家鳴り、そして窓ガラスがビリビリビリビリと振動した。家はしばらく地震のように揺れていた。
雷だった。もう、爆弾でも落ちてきたのかと思った。起きていた夫が言うに、光るのと音とほとんど同時だったらしいので、ものすごく近かったのだろう。人生長いから、いくつか近い雷は経験したこともあるけれど、これは最も近い雷だったに相違ない。
その後も2発くらいかなり近い雷があったが最初のものよりは遠ざかったように思った。鳴らなくなったので眠ってしまった。
昨日の朝になったら、外は別に濡れてもいないし、あれほんとのことだったのかな、なんて思ったけれど、起きてきた夫もちゃんと覚えていたからやっぱりほんとだった。

昼頃調べてみたら、やっぱりごくごく近いところに落ちていたようだ。でもtwitterで検索したらかなり広範囲の人が爆弾が落ちたみたいだの、家がビリビリ揺れただのつぶやいていたので、すごい威力のある雷だったのかもしれない。

夫に知らせてあげると、移動途中で見たガソリンスタンドが落雷のため、故障で休んでいたとのことだった。
奈良には雷注意報も警報も出ていなかったらしい。こういう雷は経験がないのでかなり特殊な気象条件が重なったのかもしれない。
もしくは、菅原道真がなにか言いたかった、とか?

父の病状が進んでいるようで、輸血を週一でしなければならないようだ。
家から実家まで父を迎えに行き、病院まで走り、採血と注射と輸血と診察と会計と薬で病院だけで5時間かかり、また父を実家まで送り、夕飯を作って食べさせ、自宅まで戻るとほぼ10時間かかる。
夫の休日はそれでなくなる。
もうちょっと、無理かな、という疲労状況。
免疫抑制剤で血球を攻撃するリンパ球を叩く治療をしてきたが、それが効かないどころか悪化している。
そもそも、地元の総合病院で診てもらうつもりだったのが、骨髄検査のためだけに医大に行ったのに、ずるずると半年通うことになってしまった。
次回の通院時には転院を申し出ようと思うのだが、あんまり話を聞いてくれない先生なのでどうなるやら。
そんなこんなで、ドウツな毎日。
やるしかないのだけれど。

いいこいいこ。
この頃ゴミを出し忘れたり、いつにもましてアホな失敗ばっかりしてるけど、なにかうまくやったときは、自分の頭を撫でて、イイコイイコしてる。
自分の機嫌は自分で取る。自分は自分がかわいがる。


植え替えたので、たくさん蕾を付けてくれた、クレマチス・アンスンエンシス。