つかれているの

投稿者: | 2022年11月8日

起床してからTVをつけるとほとんどNHKBSプレミアムにチャンネルを合わせている。

今日は「日本百名山」は大峰山だった。和佐叉山から大普賢岳を通り、行者還避難小屋で一泊、大峰奥駆道から弥山、八経ヶ岳というルート。
映像にはなかったけれど、前にクサタチバナを見に行った行者還岳への道も通ったはず。それから、八経からの眺望で釈迦ヶ岳が映っていて、ああ、釈迦に登った時八経が見えてたんだよなぁ、と感慨深かった。
もう、登山のブランクが4年以上になるし、最近では公園を歩くのにもフーフー言ってるから、とてもお山に行ける気がしない。稲村ヶ岳にもう一度オオミネコザクラを見に行きたかったけれど、もう無理だなぁ。
それでも、山はいいなぁ。またちょっとずつ歩けるようになるといいのだけれど。

朝ドラの再放送枠は今「本日も晴天なり」というのをやっていて、これは私が大学受験の頃に放送されていたものだから全然覚えがない。
主人公(原日出子)は人形町に住んでいて父親(津川雅彦)は紺屋。登場人物の全員というわけではないけれど、東京下町方言が話されて、まあまあネイティブに近いように思う。
なつかしい。
もう最近では、東京下町方言をテレビで聞くことは絶えて無い。話者も絶滅寸前なんだろうなぁ。
また、父親が典型的な江戸っ子で、「必ずしも常識と同じではない、本人が道理と信じることがらに固執し、それが通らないとなるとへそを曲げて人の言うことに従うのを良しとしない」というような、私の伯父叔母、母、そして私に脈々と受け継がれている気性を体現してくれていることに、すごく心を揺さぶられたりするのである。
そんなことも、そのうち一切、私が朽ち果てたらこの世から無くなることなのだけれど。

昨日は実家に行った。
先日からいろいろ壊しているカラーボックスなどをゴミ出しした。
それからこないだばらしたローボードの天板と底板をのこぎりで引いた。中はほとんど空洞だったから大物感はあったけど楽だった。それからまた見つけたガラス板を段ボールでくるんだり、掃除機をかけたりして、いつもより早めに実家を出た。
防寒対策が足りなかったようで、帰宅してから体が大儀で、晩御飯も手抜き。お弁当の準備も無し。
お風呂に入ってはやく寝た。

いろんなことから解放されたいなぁ。独りで頑張ることにもう飽きた。


家の北東側のアジサイ花壇にひとり生えしたヒイラギ。ちょうど鬼門除にもなるしいっか、と放置していたら、今年初めてお花が咲いた。いい香り。大好き。