いはでおもふぞ

投稿者: | 2023年1月4日

暮れに、ちょっとショックなことがあった。

也々がお世話になっていた近所のクリニックが閉院していたのだった。

先生は真面目で良い方だったのだけれど、最近できたあちこちの動物病院は設備も充実していて内装もオシャレで、そういうところと比べると見劣りするのは感じていた。
2年ほど前、ごくごく近くに立派な動物病院が開院して、アコギな真似するよなぁと内心思ってはいたのだが、応援したくても診ていただく動物が我が家にはなく、はがゆい思いだった。
どうなさっておられるのだろう。私と年代が変わらない先生なのでご病気にでもなられたか、経営が立ち行かなくなったのか・・・
辛いなぁ。お元気でいらっしゃればよいのだけれど。

  
  
勝手にブログを読んでファンになっている、新潟の緑花文化士の高齢のご婦人があって、昨年お連れ合いが亡くなってお一人暮らしになられた。
その方はほぼ毎日ブログの投稿をされる。気が向かないとひと月以上も平気でサボる私は爪の垢でもいただかないといけないくらいなのだが、クリスマス前に投稿されて数日音沙汰なくなられたので、一人暮らしの父をあっけなく亡くした私は気が気でなく、これまで一度もコメントなど書いたこともないのに、いっそ何か書こうかと思い詰めていた。パソコンの不具合で投稿できなかっただけと分かり安堵した。コメント書かなくてよかった。
 
 
高校の時、古典の模試の問題に「いはでおもふぞいふにまされる」という歌が出てきて、その頃はこんな私でも乙女だったから(w)思いを心に秘めるロマンチックに魅かれた。
でもね、違うね。
言わないと、わかんないんだわ。
案じています。心配しています。お元気であってほしい。
でも、でもね。
それは勝手な応援で、勝手なファンで、押し付けられても困るだろうし、やっぱり心の中だけのことにしておいた方がいい・・・というような生き方の様式はもう変えられませんって。

この生き方だと、自分の思いなんか、人には全く伝わらなくて、体と一緒に朽ち果てるしかないんだろう。
で、そのための、このニッキなのです。
電脳の海に、私の思念を放流する、という。
数少ない、ここを読んでくださる方、よろしくお付き合いください。
 
 

またまた、先日の池の写真。

オオバンが獲った魚をユリカモメがくすねようとしているところ。
オオバンが魚を食べるなんて知らなかった。カモメが盗人なのは知ってたけど。


パンダ柄のミコアイサ男子。3年ぶりだ。