今年は卯年だったと思うんだけれども(年賀状書いていないのでつい失念する)、正月からなんだかイタチに縁がある。
実家に行って、父母の部屋に風を通すために南側の窓を開けるのだけれども、元日に私がお雑煮を食べた後の片づけをしていたら、窓から下の藪を見ていた夫が「イタチ!」と言うので見に行った。
この頃は土地の所有者の高齢化のせいか、以前は折々に草刈りをされていたところが篠竹とかセイタカアワダチソウなどで藪になっていて、暮れの嵐でうち倒れたそれらの上をイタチが渡っていた。
こんな時は、手塚治虫の「どついたれ」仕込みのイタチを振り向かせる呪文「いたちおっとこまえ!」をすかさず唱える私である。イタチビックリして振り向いて、しばらく見つめ合う人間たちとイタチ。
動こうとするもまた呪文を唱えたが、効き目は薄く、イタチ氏逃げてった。
(イタチがオスだと確認したわけではありません)
前にも書いたが、元日はその後近所の公園に行った。
あちこち歩いた後特にターゲットにしていなかった池を通りかかったら、ずっと粘っている人がいるので聞いてみると、ルリビタキのメスがいるという。私たちもしばらくそこで待っていたら、ソウシチョウとルリ子が見られた。
なにか鳥たちが少し騒がしくなったような気がして、なんだろ、と思っていたら、夫が見つけた。イタチ!
池のふちをぐるっと走っていた。道理で鳥が騒ぐはず。
「いたちおっとこまえ!」と言ったらしばし止まって、また走っていって見えなくなった。
今日はなんだかイタチに縁があるねぇ、なんて話していた。
忘れっぽいので、そんなことがあったのをここに書くのもすっかり忘れていたんだけれども、さっき洗濯をしてベランダに干しに行ったら、隣家の敷地に走る生き物の影を認めて、猫?と思って見たら、イタチだった。
「いたちおっとこまえ!」と言ったけれども、ご近所に遠慮して少し小声で言ったからか、イタチ氏、知らぬ顔で行っちゃった。
今年、いたち年だったかな?
とにかく、家の敷地内でトイレするのと鳥を襲って遺体を放置するのはやめて欲しいナリ。
今朝は寒かった。バイクで行く早朝買い物ルーティンは無防備な首凍りそうだった。
日中は暖かくなったので暮れにできなかったバラの植え替えをした。「うそロックンロール(「ロックンロール」というバラを注文したのに別のバラが来たので家ではそう呼んでいる)」は何か様子が変だと思っていたら根っこにガンができていた。可哀そうだけれど捨てた。他のにうつらないといいんだけど。