ご飯づくり

投稿者: | 2023年3月14日

夫のお弁当作りを日曜日から再開している。
手も動くことは一応動くので、いつまでもカップ麺やらパンやらでは可哀そうである。

夫は中学3年で母を亡くしたので、高校の3年間はずっと昼は菓子パンだったそうだ。
私の高校には学食があったが(私は食べたことがなかった。一度くらい食べてみたらよかった)夫の高校にはなかったらしい。
やせっぽちでチビの男子高校生が好きでもない菓子パンを食べていると思うと不憫だ。
私は弁当を作るのがヘタ(これも、まともな弁当を作ってもらったことのなかった母からの負の遺産だ)だけど、高校生の夫のことを思うと下手なりに頑張ってしまうのだ。
とはいえ、チビは変わらずだけど、すでに夫はやせっぽちはとうに卒業してしっかり小太りだが。私が悪いのか。

私は、まともにできることと言って、ご飯を作ることくらいしかない。それだって、他人様と比べて上手かと言ったらそんなことは全くないのだけれど、でも、ありあわせのもので手早く何かしら作れるのだから、それなりに熟達しているのだろう。
死にゆく母にも、父にも、食べ物を作ることくらいしかできなかった。
それでも、何もできなかったよりは、多分、良い。

今日は、転倒後初めて、原付バイクに乗ってみた。
転倒した日と同じルートで買い物に行った。久方ぶりなので下手になってる。それと、右手首が疲れる。少し痛みも。それでも、今日で手術してちょうど1ヶ月だし、あんまり乗らないとバイクもダメになる(実際なかなかエンジンがかからなかった)。私自身も恐怖心が出てきてしまっては困る。
無事家まで帰ってきた。明日もバイクで出かけよう。

親指の変色と腫れは治らない。血行を促進するのに、お風呂に入った時に湯と水に交互に浸けるというのをやっている。しもやけの治し方だけれども血行不良なら同じことだろうと思って。そのおかげか、無様に腫れてはいるけれど痛みは軽くなってきた。


差し上げるつもりでいたけれど、あんまりきれいなので惜しくなってしまって家に居残りのクリスマスローズ。