今日も雨で、家から一歩も出ず。
昨日の夜録画した「月食の夜は」というドラマを見ようと思ったら、ブロックノイズがひどくて見られなかった(そんなに降っているようでもなかったのだが)。仕方なしにタブレットに入ったNHK+で見た。
ヤングケアラーの話だった。
私自身もヤングケアラーだったけれども、ご飯が食べられないほどの貧困ではなかったし(生活保護を受けられたから)、家族の世話でかかりきりのために学業が犠牲になるということもなかった。ただ、子どもらしい甘えや依存から遠ざけられたというのはこの年齢になってもまだ傷として持っている。
ドラマは彼女の問題が何も解決しないで終わっているけれども、その後の彼女が気になる。
話は変わるが、こんな季節になると思いだす歌があって、高校生の時分にラジオでかかっていたのをたまたま録音して聞いていた。その音源もどっかにいってしまって、もう一度聞きたいと思いながら、以前にもつべにでも転がってないか探したけどなくて、それとはなしに忘れていたのを昨日ふと思い出したのだ。
あらためて探してみたら、あった。
作詞が松本隆だというのを昨日調べて初めて知った。
今聞くと、ずいぶんめそめそした恨みがましい女だな。
でもそれは、私がまだ、男に棄てられたことがないからそう感じるのかもしれない。