昨日は朝から実家に連れて行ってもらった。
父の死を惜しむつもりか、去年はさほどでなかった椿が山ほど花をつけて、私が行かなかった間にピークを過ぎたらしく落花がひどかった。いかにも空き家然としているからあわてて掃除。
この椿は岩根絞りという古い品種で、晩年母と仲違いした兄(私の伯父)が私が高校生の時に呉れたものだった。この伯父はいろんな花をくれたけれども今でも実家にあるのはこの椿だけになった。
とても好い花。昔から好きな椿だったけれども惚れ直した。
でも、この家を処分するとなれば更地になるだろうからこの椿もゴミになってしまうのだろう。惜しいけれども我が家に移植もできない。辛いなぁ。
あちこち草も伸びてきたので、夫にも手伝ってもらってざっとだけ草引きした。
手が治ったらバイクで行ってじっくり草引きしたいのだが。
イカリソウのスルフレウムがたくさん咲きだした。クリスマスローズはまだ咲いている。ヒメウツギのつぼみが見えてきた。
花というのは、誰に見せるためにでもなく、生きているままに咲くものなのだ。
実家から和歌山方面に出かけたのだが、また明日にでも書こう。