テレビがついているのが好きなので、今も見るともなくテレビをつけている。
といっても、地上波民放のバラエティ番組などしょうもないし、NHKはましてプロパガンダ番組ばかりで、たいていBSプレミアムなんだけれども、今はBS日テレで巨人の試合をつけている。
元よりスポーツはするのは論外、見るのも嫌いだったけれど、父のために巨人の試合中継を見始めて、父が死んでもなんとなく視聴習慣が残っているという感じで。
応援するんじゃなく、勝敗を確認するような。
3年間の蓄積があるので選手の名前と姿も一致している。私にしてはすごいことである。
いつかそのうち、なんとなくテレビをつけておくような習慣も消えるのかもしれない。でも、まだ11ヶ月なので。
昔、実父と何度か野球の試合を見に行ったことがある。
(当時の)後楽園球場が多かったように思う。巨人の応援じゃない。大洋ホエールズ(当時)の。実父は大洋漁業に勤めていたから、チケットとかよく回ってきたのだろう。横浜球場にも行ったんだろうか、覚えていない。
実父とはキャッチボールもよくした。私はコントロールがなかなか良いのだ。
スポーツ違いだけれど、相撲も見に行ったことがあるらしい。覚えてないが。
実父の父親は事業をしていたらしくてそこそこお金持ちだったらしく、国技館の升席をいつもキープしていたとかなんとか。実父はお妾さんの子なのでどういういきさつでその席に招かれたのかよくわからないけれど、両親と私でそこに招待されたそうだ。
何にしても、升席なんてそんなにおいそれと座れるものでもないし、プロ野球を野球場で見るというのも人によっては何をおいてもというものだろうと思うのだが、私には全くもって「豚に真珠」であった。
でも、そういう生い立ちを持っているということは、なかなかよいのかな、とこの年になって思っている。
今日は歩きに行った。はじめは涼しかったけれど、日ざしがあったので帰りは汗だくになった。