信心

投稿者: | 2023年8月23日

午前中、台所に立ちながら、ふと気づくと「真夏の出来事」を歌っていた・・・

昨日サボってしまったので今日は歩きに行った。
ところで、私の住むところではこれから2週間くらいがイネの出穂時期である。私のウォーキングルートは大半が田んぼの中の道である。
私はイネ科花粉アレルギーが大変きついので花粉の大量被ばくはマジに生死にかかわる(以前ススキで大変な目に遭った)から、出穂状況はいかばかりかと確認するために今日は歩いた。
マズイ。もうちょろっとおしべが開きかけてる。
ルートを替えなければいけない。でも、田んぼの中の道じゃなけりゃ人が歩いているから、ウイルスに被ばくする可能性がある。
歩くの休むか・・・
でも休めば朝食で摂取した糖質がそのまま血管をめぐるしなぁ。

  
  
鉢底網がウチの花壇に落ちていた。直径10㎝くらいの丸い網。我が家で使ったものではない。これは隣のサボテン小僧のか。
昨日の朝、鉢底網を洗濯ばさみで挟み、園芸用の針金で小僧にわかるようにウチのラティスに吊るしておいた。
今日の夕方、洗濯を干しにベランダに出たら真下のラティスの向こうで小僧がサボテンのところに出ていてちょうどその鉢底網を洗濯ばさみから外しているところだった。
つい声をかけた。
「その鉢底網、お兄ちゃんのだよね?」
サボテン小僧は「・・・はい」と返事した。
私はお節介でお人よしでこれは母譲りで一生治らない。
「お兄ちゃん、サボテン好きなんやね。ウチにヒモサボテンの『白檀』があるけどあげようか?」
サボテン小僧は「はい」と言うので「ちょっと待ってな」と言い、庭に出て、ウチの白檀の5㎝くらいの芽を3つもぎ取って、小僧にやった。
小僧は受け取って「ありがとうございます」とぎこちなく言った。ちゃんと挨拶できるじゃないか。
一旦家に入ったけれども、植物は名前をちゃんと渡さなきゃいけない。名札に「白檀(びゃくだん)」と書いて、裏に学名も(わからなかったので調べて)Chamaecereus silvestrii と書いといた。
それで、まだサボテンの世話をしている小僧のところに行って渡しておいた。

これは、牧野富太郎がいうところの「植物教」かもしれないな。

 
 
蔵出しだけれど、この夏出会ったセンニンソウ属(Clematis)の植物。

クサボタン。


ボタンヅル。


センニンソウ。