歌うギター

投稿者: | 2024年2月18日

今朝は15分寝坊した。
朝の散歩は5分ほど遅く家を出た。
フクロウのいるところの横の道を通る時、いつも耳を澄ませているんだけれど、声が聞こえなかった。あの時だけだったのかなと思って通り過ぎ、帰り道田んぼを挟んだ反対側の車道を歩いている時に声がしたような気がしたので立ち止まって耳を澄ませていたらやっぱり「ホッホウ」と鳴いていた。
帰宅してテレビで「善人長屋」を見ていたら、長屋の住人たち(悪党ばかり)が善人の主人公を助けるために立ち上がって大晦日の夜中に悪い奴を懲らしめに行くところ、「ホッホウ」とフクロウの声がした。夫に「ほらこの声だよ、さっき聞いたよ」と言っていた。
洗濯して干して9時前に買い物に行って、帰り道図書館に寄って本を返す。また借りる。また桐野夏生。あ、他のも。
帰宅してちょっとしたら夫が中抜け。11時にチャーハンを作って食べさせる。私はいつもの感じで冷やご飯と常備菜と目玉焼き。
夫が出勤すると眠気がひどくて寝てしまった。起きてからお茶だけ煎じて庭仕事。今日はクリスマスローズの葉っぱ切り。植え替えもしたいんだけど赤玉土が切れている。
年が明けても何とか頑張っていたニオイバンマツリの葉がすっかり落ちて散っていたので掃除をした。サッパリした。
家に入ってご飯の支度。
洗濯物の片付けなど。

 
 
 
松任谷由実の「カンナ8号線」という歌が若い時から好きで、中学までを過ごした湾岸の様子を何となく連想するから。それと、間奏のギターソロのところにすごく心惹かれて。
それとは別に、さだまさしが好きで聞いていた頃海の景色の曲が好きで、これもやはり湾岸の景色を思い出すからなのだが、「帰去来」というアルバムの中の「夕凪」という曲のアウトロのところのギターの音もすごく好きだった。
ギターを肉声のように感じるのだ。
この間、Youtubeでなんとなく「カンナ8号線」を聞いていた時に、ふと、このギターを演奏しているのは何という人なんだろう、と思いついて、ググるさんにお伺いを立ててみた。
松原正樹という人だった。もう亡くなっている。
ウィキペディアによると私の若かりし頃のいろんなジャンルのアーティストの曲に参加しているらしい。そこにさだまさしの名前もあったので「夕凪」を調べてみた。
おんなじだった。松原正樹さんだった。
さだまさしについてはそれだけじゃない。私が聞いていた頃のアルバムのギターはほぼこの方だ。ギターソロがめちゃめちゃカッコイイ「吸い殻の風景」もこの人だったんだ。

カンナ8号線。2分33秒からどうぞ。

こんな年になってからわかるというのも迂闊だけれど、好きな音がみんな同じ人から紡ぎ出されていたというのは何ともすごいことだ。
  
 
 

新顔ラナンキュラスさん。