うったえていること

投稿者: | 2024年3月23日

一昨日の夜、先に床について布団に入ってタブレットのアプリでマンガを読んでいたら、「ピッ」と何かの音がする。ピ、というか、キュイ、というか。
目覚まし時計(ずいぶん使っていない)も、父用に作った非常用のガラケー(結局無用の長物)もそういう音はしない。
実家から持ってきたテレビもレコーダー(全く使っていない)もずっと静かだ。
何の音?気のせい?
読みかけたマンガの方に気を遣ると、また「キュイッ」。
え?何?
部屋を見渡すけれどわからない。
またタブレットに戻る。「キュイッ」。
なんやねん!
わからない。

わからないので放っておいた。いつも読むマンガを全部読み終わったので寝た。うとうと。
しばらくして夫が寝室に来たので寝ぼけながら、なんか変な音がするんだよ、と言った。
「隣かな?(隣の家はちょっと騒々しい)」というから、ウチの中で音がしてるみたい、と言うと「キュイッ」。
ほらこの音!
夫は布団から出て部屋の中をうろうろ。でもわからない。
何となくテレビの方から音がするように思えたけれど、私も眠かったし、もういいよ寝ようよ、と。それで夫もまた布団に入ったのだが、「キュイッ」。
「テレビがこわれてて音がするんなら火事になったらあかん」と夫起き出して電源を抜いた。
音がするかどうかじっと待っていたら「キュイッ」。
テレビじゃない。
その時、テレビの後ろの柱の上の方で小さくチラッと赤い灯が点灯したのを夫が見つけた。「キュイッ」。
・・・火災報知器だった。

ずっと前、火災報知器の設置が義務化されたときに、近所の家電量販店で台所と寝室に火災報知器をつけたのだけれど、幸いなことに一度も稼働しないまま年月が流れ、もはや設置していることすら忘れていた。
電池切れのサインなのか、それともぶっ壊れたのか、そういうことをきっと一所懸命訴えていたのだった、かの機械は。
なんでも、10年経つと電子部品が正常に作動しなくなるから買い替えないといけないらしい。
我が家の火災報知器は2009年製造になっている。あかんやん。

新しいのを注文した。届くまで火事になりませんように(鋭意努力)。

今日はまた一日雨。桜も縮こんでしまうよ。