7月4日は、夫の車で琵琶湖(ほとんど)一周をした。
名神高速京都東インターから161号線バイパスで湖西を北上、一応目的地はマキノ町のメタセコイヤ並木。
立ち寄りスポット1号の「道の駅藤樹の里あどがわ」が開くまでちょっと時間があったので、通りがかりの水の中に鳥居が立ってる神社に寄る。
写真は見たことあるけれど、実際見てみると、なんか、ちょっと・・・まぁそんなもんか。
161号をはさんで山側にお社があり、鳥居は湖の中なので、道路を渡って観光する人が絶えず、事故やトラブルが多かったので、今は「横断禁止」とあちこちに書かれている。
神社は、白髭神社、という。白髭神社と言えば、かつて若気の至りでさだまさしが好きだったころ聴いた「木根川橋」という歌に「白髭神社の縁日」という歌詞が出てくる。その白髭神社はこの鳥居の白髭神社の分家さんだったんだな。
祭神は猿田彦命だって。
お社は古くて趣があった。
チョコっと走って道の駅に。お弁当の種類が多くて、後でお昼ごはん難民(例によって、コロナは終わっていないので我が家では飲食店には入らない)になるよりは、と、お弁当と酢の物の総菜を買った。他に、琵琶湖名物のえび豆と小鮎の甘露煮、チーズふなずしを買った。
またチョコっと走って、新旭水鳥観察センターへ。
駐車場に車を停めてお弁当を食べた。全然地元っぽい食べ物じゃなかったけど、これまで道の駅で買ったお弁当の中ではピカイチ。
食事が済んでからセンターに入園。
今の季節は水鳥もいないので下見かな。いつかコハクチョウを見に来たいもの。雪が降る前だったら来れるかなぁ。
道の駅で手に入れた印刷物で面白そうな所があったのでまた寄り道。
マキノサニービーチ、というところらしい。暑いけど、だれも水遊びしてないし、貸し切り。
そこからずっと湖際の道を北上。海津という昔の宿場町の護岸の石積みを見たかったので。
同じ道を湖沿いにぐるっと行くと、関西ではテレビでも紹介されたりする「海津大崎の桜並木」という名所なんだけれど、この季節だから行かなかった。
桜の季節は混むだろうなぁ。
ちょっと道を戻って、いよいよメタセコイヤへ。
並木道に入って割とすぐにマキノピックランドという農業体験施設があるのでそこに車を停めて、暑いので思わずジェラートを食べてしまった。糖質めちゃめちゃオーバーだけど、お出かけだからまあいいか。
並木の中を歩く。風がよく通って涼しい。ホトトギスの声がする。途中、聞いたことがある鳥の声がしたのでよく聞いてみたらサンショウクイだった。鳥用レンズじゃないので撮れず。
秋の紅葉の頃はさぞかしきれいだろうなぁ。混むだろうけど。
目的地まで達してほぼ14時。
このまま来た道を帰るのも味気ないので琵琶湖の東岸を通って帰ることにする。でも、道のりはずっと長い。夜になるかも・・・
で、ほとんど走るだけ。
木之本町を通るがサラダパンは買わず、長浜市内を通るが伊吹山を通目に見るだけ、鳥人間コンテストの舞台の設営中なのを視認して、傾いてきた日ざしにきらきら光る琵琶湖の湖面を「きれいだねー」と見て、せっかくなら、と大津の方に出ずに琵琶湖大橋を渡って(カーナビの画面が回り全部青色で面白かった)また161号バイパスに戻り、前方に見える暗雲に突っ込み、大雨で車を洗ってもらって、また京都東インターから有料道路を通って、日の沈む前に家に帰ってこれた。
夫は「琵琶湖一周したなぁ!」と感慨深げだった。うんうん。