久しぶりに平日に夫が早出だったし、気温が落ち着いてきてバイクでの遠乗りにもいい気候になってきたので、朝からまほろばキッチン方面に買い物に行ってきた。スーパーとディスカウント店も含めて5軒もハシゴしてきた。今のうちだ。12波が来る前に。
帰宅してお昼を食べて、少し草引き。裏のフェンスにナガイモ(野生化している)のムカゴがたくさんなっていたので採取した。
汗かいたので涼んでいたら宅配の荷物が届いた。
なななんと、カメラだった。夫がこそっと頼んでいたらしい。
買わないと仕方ないとは思っていたのだけれど、父の遺したお金を使うのが気が引けて踏み切れなかった。
預金を下ろしに行って、夫の口座に返金しておいた。それで、父の写真に謝った。あーー怒ってるよなぁ、爪に火をともして遺した金をこんなことに使って・・・
「カーネーション」も「虎に翼」も、最終回は主人公が死んでいて、その思念が時を経た遺族のまわりにのこっている様を描いている。
死んだ糸子は独白で「私はここにおる」と言うし、寅子の娘の優未は「お母さんがいて」と言う。
誰かを亡くして残った人はそんな風になるものだよな、と思う。私はいつも也々と話すし、相変わらず両親を神のように畏れている。ただ、生前は祟り神だったものが、今はちょっとだけ護り神かもしれないという気がしている。
もう、余生だしさ、できるだけ楽しく生きるための投資だからさ、ご勘弁を。