夫が職安に行ったので・・・
あ、どうしても、ハローワークって出てこなくて、つい職安って言ってしまうのよ、昭和脳。
でその、はろーわーく、に行ったので、私は朝から買い物のハシゴ。腰は姿勢や動かし方によっては痛いけど、日常動作はほぼなんとか。門柱のハンギングのパームマットをこの間間違えて買ってきちゃって買い直してきた(100均のじゃないので高かった)ので、買い物の片付けが終わってから苗を植え付けた。
その後、水仙のオータムジュエルの球根を植え付けてたら夫がかえってきた。お昼の支度してたら雨が降ってきた。
昼食食べて疲れたので私は昼寝ちょびっと。夫は職・・もといハローワークでいただいてきた資料を仕分け整理していた。
2時から台所仕事。
4時過ぎに郵便屋さんが届けてくれたものを見ていたら、スマホ乗り換えに疑問点が出てきたので悩んだ挙句、近所のショップに行ってみる。特に問題はないようだったのですごすご帰る。
晩御飯を早めに食べて、オンラインでsimを注文する手続きをした。オロオロ・まごまごするが、どうにか最後まで行く。ホッとしたのも束の間、夫の方に再注文をせよと催促のメールが来る。なんでなんだーーー
狼狽するも相談しながらここも何とかクリアし、注文が通った。よかった。
開通してから後日、自宅ネット契約での割引の申し込みなどショップに行かないといけないらしい。
2019年の3月に、母のガラケーをガラホに機種変した。実家の市内にあったキャリアのショップは閉店になって、一番近い店舗は2つむこうの市になったから車で連れて行った。
タブレットで契約手続きをして、老眼のひどい母には一苦労。最後にタブレットの画面に署名を書かされるのにペンで書く感覚がわからず苦労して名前を書いていた。
その時は肺にあんなに大きい癌が巣食っているともわからず、余命が残り5か月足らずとも知らず、タブレットに文字を書いたのは母の人生ではあれが最初で最後だった。
今じゃ、訪問診療に看護師さんが持ってくるのもタブレットだし(父の時にそうだった)クロネコヤマトで送り状を作るのもタブレット、保険屋さんが契約更新の時に提示するのもタブレットで、そういうことが普通にある時代まで生きられず、ほんの指先だけ引っ掛けてみたまま、母は死んだのだ。
今、老いに進むわれら夫婦が、スマホの乗り換えと機種変を同時に行おうとして四苦八苦しながらどうにか為しつつあるけれども、これくらいはそんなに苦でもなくやれるようでなければいけないな、と思う。
いつか、いざ死に向かう、という時に、今のこの時点では思いもよらない何かすごい技術や仕組みにおののきながら、爪先を引っ掛けてチラ見して逝くのだ。
となれば、今のこの時点で当たり前なことくらいできないでどうする。