昨日の「光る君へ」。
百人一首の「めぐりあひて・・・」を、そこでそう使ってくるか、と唸った。
というか、作中序盤から終盤に至るまでまひろと道長の逢うところいつも月が出ていたのだから、最終回にこの歌が出てくるのは必然だったのだろう。
実在の人物と歴史的な資料を使い倒した、壮大なフィクションだけれども、破綻なく見事に紡ぎ切ったと思う。一年間楽しんだ。
大河というと戦乱だから私はどうしても一歩引いて観てしまうんだけれど、「嵐のない」物語で本当によかった。
今日は録画しておいた「宙わたる教室」を観た。よかった。
「光る君へ」でまひろの「水や米と同じように書物は人が生きるために必要なもの」というような台詞があったけれど、学び究めるということも同じだと思う。
それを知らないうちはなくても生きていけるけれど、一度学ぶ喜びを知ったものはそれを知らなかった時には戻れない。
こんな貧しい日本になって、書物や学究に手の届かない人がどんどん増えていて、それは誰かの思うつぼで、それでも、いつかどこかで知る喜びを手にするチャンスがあれば、人間は大きな幸福を得るのだし、本当の知は誰かの意図を叩き壊すチカラにもなる。
一日寒くて外に出ずに、居間を掃除したり洗濯したりしていた。
居間のドアのたてつけが悪くて閉めにくかったので蝶番の取り付け部に段ボールを切ってはさんでネジ止めしたら直った。
この頃全然歩いていないし、腰が痛くて筋トレもできないから、血糖値やHba1c、どうなってるか怖い。