昨夜の金曜ロードショーの「火垂るの墓」、清太と節子が空襲から逃げおおせたあたりから見始めた。
で、大泣きしながら最後まで見た。
子どもが飢えるというのが辛すぎる。ガザの子どもたちの画像が期せずしてスレッズに流れてきて大泣きしてしまう私である。
今食うに事欠かないから言えるのだとはわかっているが、それでも、自分の食べ物を少しでもあの子たちの口に入れてやろうと思えない登場人物たちが憎い。それはたぶん、母の再婚で奈良に来て、義祖母に露骨に食べ物で差別されたみじめさの記憶からきているのかもしれないけれど。
泣いて泣いて、泣きながら終わりまで見た。
母の死と、父の死を経た今では、節子の今際の際のぽっかりとした目と口元が死者の顔をリアルに表現していたのだとわかる。
一度は見なければならない、そして二度と見たくないアニメ映画だと言われるけれど、1988年に劇場で見て以来何度となく見て、そして2025年にまた見ることができてよかった。今見ないとわからないことがまだあった。
清太を、妹を死に追いやった張本人と非難するものの言説をSNSでたくさん見た。
今日は、京都国際高校が3回戦を突破して校歌を歌うのを、韓国語の歌は聞きたくないと吠える人々を。
ケダモノが人間のふりしてしゃべってるようなこんな国の夏。ああしんどい。
夫の膝が治らないので今日もほぼ家で。10時ごろにバイクで買い物に行って、お昼はインスタントのフォーに茹で鶏ともやしをたっぷりトッピングして1人前を半分こした。
夜はなすとトマトとベーコンのオーブン焼き。茹で鶏の汁で豆乳スープ。絹ごし豆腐入りのレンチンだし巻き卵。
胃腸の不調子のせいで体重が落ちてしまった。ますます骨量がへるぞ。