みずやり

投稿者: | 2021年4月8日

去年の春は、チューリップがまともに咲かなかった。
いくつか新しい球根をちゃんと買って、いい時期に植え付けたのに、3月になって伸びてきてもほとんどつぼみが付かずに、20球くらいの内の2つくらいしか咲かないまま、葉っぱだけで終わってしまった。

土が使いまわしだから?日当たりが悪いから?でも以前はちゃんと咲いていたのに。

花が咲かなかったせいか、葉が枯れた後掘りあげたら球根はそこそこ太っていたので、秋まで取っておいた。
植え付け前にチューリップが咲かない原因をネットで調べた。

芽の出る前に水を渋ったから。
どうもこれらしい。

凍結して球根が痛むのが怖かったし、水が過多で球根の腐敗を招いてはいけないとも思った。
それと、やはり芽出し前の時期に夫が入院中で、常にもまして水やりがおろそかにはなっていた。

芽出し前に水を渋ると、花をつけては生き残れなくなると思い、つぼみが消えてしまうそうだ。
私のように球根の腐敗が怖いという人も多いようだが、私が拝見したサイトには、「湿地ばかりのオランダで生産栽培されている植物なのに、湿り気に弱いわけがない」というような記述があり、おお、なるほど、と。
それで今年に入ってからはしっかり水をやった。

芽出しせずに腐ってしまった球根も1つあったし、分球していたようで花の咲かなかったものも2つあったが、新しく買った球根18球のうち15球はちゃんと花を咲かせた。去年掘りあげたものはみんなつぼみをつけた。

もう来年は大丈夫かな?また新しい品種を入手するのが楽しみ。


フォクシーフォックストロット、というチューリップ。