ながくない

投稿者: | 2022年3月28日

土曜日は夫の仕事が遅出だったので午前中は去年できたというフルーツサンドのお店に車で連れて行ってもらった。
持って帰ってお昼に家で食べた。
世間ではフルーツサンドが流行りであったようだが、近所にお店がなくて食べられなかった。ドラマの「大豆田とわ子・・・」にもフルーツサンドを食べるシーンがあった。とわ子は真剣に注意深く食べようとしても挟まれたフルーツを落としてしまうのだった。で、私もパンとクリームにはさまれたゴロゴロしたフルーツを注意深く食べて、からくもフルーツを落とさなかった。夫は落としていた。
午後はお昼寝。
夫が出勤してからフウランの植え替えを少しした。
去年の水苔の残りをどこにやったか忘れてまた注文したりホームセンターで買ったりしたのだけれど、夫が棚の中から去年のを発掘してくれた。未開封の普通の直方体にパッケージされたものと、使いかけの袋に圧縮されずに入った「長が~い水苔」というのがあって、どちらもよさそうだったので新しく買ったのは使わずに去年のを水戻しして作業を始めたのだが、「長が~い(これ表記おかしいけれど、そうパッケージに書いてあるので)・・・」の方は悲しいことに全然長くなかった・・・
フウランの植え替えをする時は、長い水苔を根元からたすき掛けにしてドーム状にまとめて鉢に植えこむので、長くて容易にちぎれない水苔が扱いやすいのだ。
「長が~い・・・」の使いかけはすぐ使い終わったけれどもう一袋未開封もあって、全然たすき掛けにできないから仕方なしに手でおさえて何とか成型して上から「アート水苔」という、水苔の様に見える糸でぐるぐる巻きにしてテキトーに片づけた。
長尺の、ブチブチ切れない上等の水苔で植え替えをしたら、どれだけ心地よかろう、といつも思う。

日曜日は遅めに起きて、10時過ぎから夫と二人でフウランの植え替えの続きをした。
むしろ、どこにも長いと書いていない直方体のパッケージの水苔の方が質がよく長かった。もう、長が~いには騙されないぞ(と去年の植え替えの時も確か思ったはずだったのだ)。
お昼にナポリタンを作って食べながらテレビをつけていたら、短歌と俳句の100選を紹介する番組がやっていて面白かった。
これぞスタンダード!という作品は少なくて、知らない歌や句が多かった。年を取ったからこそ胸打たれるのであろうと思われる作品もあった。
その番組を見てから少し庭に出て、なんか大きくなりそうな気配の実生のクレマチスを大き目の鉢に植えたり、ユリの表土を替えたりした。夫は多肉の植え替えなど。

花だけ眺めて生きていたいものだなぁ。

今日は実家に行って父の処方薬を届けてくださる薬局との契約書に署名捺印をしたりお昼ごはんを作って食べさせたりした。父はほとんど眠っていて寝ても寝ても眠いようだ。
帰宅した連絡をした時も寝ていた。だいじょうぶかしらん?
道中、桜は7・8分咲きといったところ。実家の市は寒いのでまだ2分ほど。また今年も桜など眇めに見て春は終わるのだろう。家の花でも満足に見てあげられないのだから。


ヤフオクのタネからの実生クリスマスローズ。今までうちにはなかったタイプのかわいこちゃん。


死んでしまったオギスイ・ディアンのタネからの子なんだけれど、多分おとうちゃんはレプトリズムで、おとうちゃんに似すぎ。もっとおかあちゃんに似てほしかった・・・