股関節の激痛はだいぶ緩和された。歩くとコキコキいうので、関節内の軟骨がおかしいんだろう。
右手の腫れは心持ちひいたか。左手と比べると指が1.3倍くらい太い。
赤黒い色が黄色っぽくなってきた。痛くて指が動かせないのは一緒。食品の袋が開けられない。はさみも使えない。
それから結ぶというのができない。右の指に力が入らない。
なにかと不便。
中学生の頃、「翼は心につけて」という映画を見に行ったことがあった。主演は石田えりで、後に浜ちゃんの奥さんのみちこタンをやったり、ヌード写真集を出したりするとはつゆ知らず、骨肉腫におかされテニスを諦めなくてはならなくなり、でも医療の道に進みたいという新しい夢を持って闘病しながら受験に挑み、志望校に合格する、という頑張り屋さんの少女の役がステキで見惚れた。
腕を切断したのち、入院中に、タオルを濡らして絞ろうと思うのだができない。ひらめいて、水道の蛇口にタオルをからげて、上手にタオルを絞った。
今右手が使えない不便に、このシーンを思い出した。いくらでもやりようはある。しかも私は多少は動く指がちゃんとついてるんだし、しかも15歳の少女じゃなく60年近く生きてきて少しは生活の経験の蓄積もある。
やってやろうじゃないの。
今日は白菜とつみれ団子の味噌汁と、お高野と豆苗の卵とじ、それにうな丼(とっときの冷凍のうなぎで)。
箸をつかったりかき混ぜたりが難しいので切って煮るだけみたいな料理。
なんとかなんとか。