転倒5日目

投稿者: | 2023年2月1日

昨日までは、階段は両脚を交互に1段ずつ昇ることができず、右脚で一段昇り左脚をその段にそろえる、という昇り方だった。今日はちゃんと右も左も踏ん張れて普通に昇れた。
臥位から起き上がるときもほぼいつも通りにできる。

右手は若干腫れが引いたのか、しばし見られなかったシワが現れた。でも指はまだ当社比1.3倍くらいの太さ。
そして、関節が黒く見える。余程内出血しているんだろう。

お風呂で右手をあたためると、血行が良くなるからか、内側から膨らんでくる感じがあって、オノマトペで表現すると「パッツンパッツン」。
治癒には血行も大事だろうから血が集まるのは良いんだけれど、来るだけ来て戻っていかないんじゃないかというコワサがある。

なかなか手ごわそうだ。
夫の家事負担が多くなっているから早く治りたいのだが。

  
  
回転寿司のこと。

人間は、悪いことをする生き物だ。悪いことをするのを楽しむ。
いたずらを漢字で書いて「悪戯」。文字通り、悪いことを楽しんでいるのだ。
学校教育が劣化しているからだとか、家庭のしつけが悪いからだとか、いろいろ言う人もいるけれど、もっと本質を考えた方がいい。おぎゃあと生まれてきて、それがどんな立派なご家庭でも、名門と言われる学校に入ることができるガチャをひいていても、人間として生まれてきたならば、必ず悪いことを楽しむようにできている。
悪いことをしなくなるのは、悪いことがつまらなく思えるほどに楽しいことがあることを学ぶからだ。
その楽しいことは、人それぞれでいろいろあるだろうけれど、お金だったり名誉だったり恋人だったり家族だったり・・・悪いことを楽しむのをやめないと損なわれたりしがちなものなので、人間は悪いことを楽しむのを抑制しようと思うのだ。
醤油さしを鼻に差し込むことの楽しさよりも、もっと楽しいことを、彼らに与えられないのは誰だ?
各国に比較して子どもの自己肯定感や幸福感が極めて低い国。くだらない校則にがんじがらめになり、生きる力を育むカリキュラムのない学校。所得が低く労働時間が長く子どもに向き合う経済的時間的余裕のない親たち。
教育が、とか、しつけが、とか、そんな枝葉のことじゃない。
やっぱり、政治が悪い。
国が国民を大事にしてないんだもの、子どもが自分を大事になんてできるわけがない。大事にする仕方を知らないからバカなことをするのだ。