戸籍のこと

投稿者: | 2013年6月27日

母が自分の兄の相続放棄をするのに必要な戸籍というのは大雑把に言って3つだ。
まず兄が独身で子どもがなく確かに死んでいるということが書いてある「兄の全部事項証明書(謄本)」。
次に、兄に妻も子もない場合に繰り上がって相続人となる兄の父母の死亡記載のある除籍謄本。
それから母自身の戸籍謄本だ。


(青で囲んだのが被相続人、赤で囲んだのが相続人)

母の家族というのはこういう感じになっている。長女と三女はふたりずつ子どもを残してなくなったので子どもたちそれぞれが代襲相続人となる。
長男は独身のまま亡くなった。
次女である母と四女は相続人である。

母はとりあえず自分の戸籍を取っては来たのだが、父母(私にとっては祖父母)の戸籍を取るのにちょっと壁にぶつかってしまった。
母の戸籍には父母の戸籍の記載がないのである。それは母が再婚をしていることによる。

両親の元から子ども時代に戸籍の移動がなく、初めての結婚から婚姻関係がずっと持続している人なら自分の戸籍に必ず父母の戸籍が載っている。
母の場合は
父母の戸籍→初婚時の戸籍→離婚時に作った新戸籍→再婚後の現在の戸籍
と4つの戸籍に渡る。
戸籍には直前の戸籍しか載らないから現在の戸籍から父母の戸籍がわからないわけだ。
で、今日はとりあえず、初婚時の本籍地の台東区役所に電話をして事情を説明し、母の結婚前の本籍地の載った戸籍を郵送してもらう方法を教えてもらい、申込書その他を送った。
戸籍の筆頭者をよく考えずに母にしてしまったので(これはもしかすると私の実父のものにするべきだったのかもしれない)滞りなく請求書類が送られてくるかちょっと心配なのだが。

しかし、こういうことはホント頭使うので今日は疲れた~
でもまだ必要書類の1/3も集められていないのだなぁ。
司法書士に頼むと必要経費は別で3万くらいかかるみたいだからできれば自分でやり遂げたい。