負けというもの

投稿者: | 2023年8月18日

昨日書き忘れたことがあった。
朝、実家に行くのに京奈和自動車道を使った。京奈和は自動車道とは言え片側1車線対面通行で対向車をよく視認できる。で、上り車線に奈良交通のバスが3台?くらい連なっているのと行きあった。何気に貸し切りの団体名を見たら「智弁学園」云々とあった。
あ、そうか、甲子園の三回戦が今日(17日)の第2試合だからこれから応援に行く人たちなんだ、と。
そのまま実家に行って買い物をして家に帰って、何となくそのことを思い出してテレビを点けたら9回の裏で智弁が負けていた。でも塁に走者がいてここで打者が打てば同点か、というところだったのだけれど、結局うまく打てずにそのまま智弁が負けた。
試合終了して、双方の選手が歩み寄って互いの健闘をたたえ合ってまた別れゆくとき、相手方の誇らしい笑顔と智弁選手の複雑な表情の対比がまさに明暗という様だった。
バスを仕立てて甲子園に向かう応援者たちはきっと意気揚々。帰り道また京奈和の下りを通るときの車内はどんな空気なのかな、と想像して、その重苦しさになんだかチラッといたたまれなかった。

生きていたら勝ってばかりということはない。必ず負ける。負けの思いをどうこなしていくか。
そんなことを考えたりするオトシゴロの私である。

お山に行きたいけれども、台風できっと山への道はグチャグチャなので諦めて、和歌山の方へ行ってきた。
暑くなってきたので早々に帰るといういつものパターン。


今年初めて撮ったキビタキさん。夫が見つけた。キビタキにしては低いところに止まってくれたので私でも撮れた。