朝から実家に行って、ご近所にあいさつ回りしてきた。
以前、京都府立植物園の早春の植物市で森和男先生とお会いして分けていただいたイカリソウのベルシコロル・スルフレウムを実家に地植えしていたのだけれど、家に株分けしたものはなかったので、実家でよく殖えたものの一部を掘り上げてきた。
家と別れる時、泣けて仕方がなかった。私はたった5年しか住まなかった家だけれど、母にとっては人生で最も長く住んだ家だった。そして、父の人生の証だった。
根無し草の私の、たった一つの根っこだったのだな。実家は。
今日の後半のことはまた明日にでも。